Hour of Codeで学ぶプログラミング基礎の基礎 第13回
360回と36回は同じ結果?
映画「アナと雪の女王」アナ、エルサと一緒にひし形や円を描く (1/6)
2016年11月19日 17時00分更新
前回に引き続き、オンラインでプログラミングを学べる「code.org」のサイトを利用して、プログラミングの基礎を解説します。今回は、「アナとエルサのコーディング」コースのパズル11~15までを進めながら引数を学んでいきます。
目次
パズル11:4つのひし形で雪の結晶を描く
パズル11では、4つのひし形で雪の結晶を描きます。今回は「繰り返し 2 回 してください」ブロックの中に「前に動く 100 ピクセル」「右に向く 60 角度」「前に動く 100 ピクセル」「右に向く 120 角度」の4つのブロックが入っており、その下に「右に向く ??? 角度」ブロックがすでに用意されています。
4つのひし形は90度右に曲がりながら描くように上に書かれています。「右に向く ??? 角度」の「???」をタップします。
今回は、90度という指定があるので、丸を時計回りに90までドラッグします。
「ブロック達」から「繰り返し ??? 回 してください」ブロックを選び、「実行した時」と「繰り返し 2 回 してください」のブロックの間にドラッグ&ドロップで挿入します。
「繰り返し 2 回 してください」ブロックをドラッグ&ドロップして、先ほど追加した「繰り返し ??? 回 してください」ブロックの中に挿入します。このとき、「繰り返し 2 回 してください」ブロックの下につながっている「右に向く 90 角度」ブロックも一緒に移動します。
最後に「???」タップして外側の繰り返しの回数を設定しましょう。今回は、4つのひし形を描くので4を選びます。
「実行」ボタンをタップしてみましょう。
4つのひし形で雪の結晶を描き、パズル11をクリアできました。
「コードを表示します。」ボタンをタップしてコードを確認してみましょう。コードは下のようになっています。
for ( var count2 = 0; count2 < 4; count2++ ) {
for ( var count = 0; count < 2; count++ ) {
moveForward( 100 );
turnRight( 60 );
moveForward( 100 );
turnRight( 120 );
}
turnRight( 90 );
}
内側の変数がcountのfor文では、moveForward( 100 );で前に100ピクセル動き、turnRight( 60 );で右に60度向きを変え、さらにmoveForward( 100 );で前に100ピクセル動き、turnRight( 120 );で右に120度向きを変えるのを2回繰り返し、ひし形を描いています。その下のturnRight( 90 );で右に90度向きを変えています。そして、外側の変数がcount2のfor文でそれらを4回繰り返しています。「実行」ボタンをタップして次に進みましょう。
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