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各種デバイスメーカーと協業してIoTの本格普及を目指す

ぷらっとホーム、小型で汎用性の高いIoTゲートウェイ「OpenBlock IoT VX1」

2016年10月24日 18時02分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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OpenBlock IoT VX1

 ぷらっとホームは10月24日、各種IoTデバイスへの対応を強化したゲートウェイ「OpenBlock IoT VX1」を発表した。10月31日に発売する。

 OpenBlock IoT VX1はCPUにインテルAtom E3805(デュアコア)、1GBメモリー、8GBストレージ(+microSD×1)を搭載するLinuxサーバーで、各種のIoTデバイスとインターネットを結ぶゲートウェイとして用いる。GPIO/I2CやUSB、オーディオ、Bluetooth、LAN、WLAN、Wi-SUN、UARTなど多彩なインターフェースに対応、3Gや4Gにも接続することができる。

IoT Gateway Firmware 2.0 アーキテクチャ図

 搭載するファームウェア「IoT Gateway Firmware 2.0」はLinux Kernel 4.xおよびDebian GNU/Linux 8で、グラフィカルにシステム構築できるUIを装備。各種クラウドとの通信を標準でサポートし、標準付属のアプリケーションではクラウドとの通信もグラフィカルにプログラミング可能。

 サイズは従来機「OpenBlocks IoT EX1」と同様で、約幅113×奥行き91×高さ23mm、重量約160g。ファンレス設計で半密閉構造(防塵性能IP40)を採用するためで設置場所を選ばない。各種の店舗、病院、工場などの産業施設への導入に向いている。価格はオープン。

 ぷらっとホームでは、顧客の目的にあわせたセンサーやデバイスを組み合わせてIoTゲートウェイに接続する協業プログラム「IoTセンサー・デバイス パートナープログラム」を開始した。デバイスとIoTゲートウェイとのスムーズな接続を担保するもので、サポートセンターの設置や接続デバイスリストの登録・掲載を行なう。アルプス電気、オプテックス、富士通コンポーネント、ユニ電子、アイテック、スター精密、英和の8社が協業する。

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