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大谷イビサのクラウドコミュニティな日々 第11回

IoTやサーバーレス、AI、HPC、CMSなど濃厚セッションを聞き逃すな

いよいよ今週末!JAWS FESTA 東海道 2016の見どころをチェック

2016年10月18日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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1年に1度行なわれるJAWS-UGのお祭り「JAWS FESTA 東海道 2016」がいよいよ今週末に迫ってきた! 大阪、仙台、福岡と来て、今年の開催地は名古屋!「クラウド・IoTの最前線、みんなで学べば怖くない!」をテーマに、数多くの注目セッションが行なわれる。

JAWS FESTA東海道 2016は10月22日に名古屋で開催!

手作り感満載のJAWS FESTAが今年は名古屋にやってきた

 JAWS FESTAは全国のAWSユーザーが集うJAWS-UGの大型イベント。3月に東京で行なわれるJAWS DAYSの地方版にあたり、2013年の大阪からスタートし、2014年は仙台、2015年は福岡で行なわれ、「JAWS FESTA 東海道 2016」と題された今年は、今週末の10月22日に名古屋工業大学で開催される。

 JAWS FESTAの魅力は、なんといってもその手作り感。スポンサー集めからセッション企画、会場作りまでをすべてJAWS-UGのメンバーが行なっており、参加者と登壇者が近いというか壁がない。また、開催地のエンジニアが、ほかの地域から来たエンジニアをホストするという役割もあるため、初めての参加でも川路さんをはじめとしたJAWS-UG東海道のコアメンバーが温かく迎えてくれるはずだ。

 JAWS FESTAには、コミュニティ独自のゆるい空気感が流れる。早朝から巨大なステージで基調講演があったり、多くの営業がブースで口を開けて待っているようなITイベントに慣れた人はおそらく面食らうだろう。ぶっちゃけ、午前中はまだまだ暖機運転。登壇者や参加者がいろんなところで再会を喜び、立ち話をしている会場で、イベントは淡々と進んでいく。

 しかし、午後から夕方、そして懇親会に向け、JAWS FESTAは徐々にテンションを上げていく。初めての参加者は、身の置き所のなさもあるかもしれないが、コミュニティのイベントでは能動的に隣の人に話しかけてもらいたい。いつの間にか、共有できるものが増え、話せる相手が増え、コミュニティの中に包まれるはずだ。これを味わうには、懇親会まで含め、とにかく丸一日、JAWS FESTAに参加してみることだ。

大学構内で繰り広げられる濃厚なセッションに期待!

 今回もセッション内容も濃厚だ。先頃発表されたセッション内容を見ると、午前中は久々のJAWS-UG登壇になる渥美 俊英さんがFINTECHと金融クラウドの最新動向を解説してくれるほか、午後からはIoTやサーバーレス、AI、HPC、CMSなど非常に多岐に渡るセッションが繰り広げられる。特に地元となる名古屋や静岡の登壇者は気合いが入っているようで、東京でなかなか聞けないトークが生で聞けそうだ。

 また、IoTハンズオンのトラックや子供のためのプログラミング道場など、触って、試せるセッションも用意されたほか、今年は韓国のユーザーグループ(AWSKRUG)のセッションや熊本地震で作られたmizuderu.infoの開発ヒストリーを語る特別パネルもある。

 そして、オオトリとしては「長谷川秀樹のIT酒場放浪記(番外編)」が名古屋に襲来! モデレーターとなる東急ハンズの長谷川秀樹さんを筆頭に、さくらインターネットの田中邦裕社長、元AWSJの小島英輝さん、サイボウズの伊佐政隆さんなど、超豪華ゲストが登壇する奇跡のパネルが名古屋で行なわれる。JAWS DAYSよりもさらに豪華ともいえる面子(失礼!)で、業界関係者にまたもやきつい一発をかましてくれることになりそうだ。

 なお、今回のJAWS FESTA 東海道 2016はアスキーもスポンサーとして名を連ねさせていたいだいた。静岡の勉強会に足繁く運んでいるキャンピングカーライターの重森がイベントレポートを担当するので、記事の方も楽しみにしてもらいたい。

 イベント本編の参加は無料。もちろん、イベント終了後は、LTで盛り上がる懇親会も行なわれるので、全国のAWSエンジニアと熱い夜を過ごせるはずだ。週末はぜひ名古屋へ!

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