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大谷イビサのクラウドコミュニティな日々第9回

AWSJと小島ロス、コミュニティから生まれた「クラウド婚」

2016年09月05日 17時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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JAWS-UG界隈の話題をとめどなく書き連ねるオオタニが夏の終わりに選んだ話題は、みんなびっくりのAWSJ小島さんの退職。そして、コミュニティでの出会いが結婚にまで結びついた「クラウド婚」の2つだ。気楽にお読みいただきたい。

小島さんの退社でもJAWS-UGは自走し続ける

 JAWS-UGの生みの親であり、AWSJのマーケティング本部長である小島英揮さんが8月31日をもって退職した。AWSの日本法人をまさにゼロから立ち上げ、玉川憲さんとともにクラウド導入の機運を作った大物だけに、非常に大きなインパクトだったと言えよう。

 個人的にも小島さんには非常にお世話になり、コミュニティにまんまと巻き込まれた感がある(もちろん、大感謝です!)。そして、JAWS-UG on ASCIIの立ち上げにも、AWSのナカノヒトとして大きく尽力していただいた。文字通りペライチの企画書をオオタニが小島さんに持ち込み、1時間半の間、JAWS-UGの課題感を共有しつつ、コミュニティにどんな貢献ができるか、そしてクラウドコミュニティのメディアとしてなにを目指すのか、濃厚にディスカッションを重ねたのが約4ヶ月前。シアトルとの交渉を経て、IT業界でもまだまだ珍しいコミュニティにフォーカスしたサイトが6月に立ち上がった。オオタニの無謀ともいえる企画を全力で応援してくれた小島さんには感謝以外の言葉が思い浮かばない。心からお疲れさまと言いたい。

 もちろん、玉川さんとともにAWSの顔であった小島さんが抜けた後、果たして「小島ロス」でAWSは大丈夫だろうか? という素直な疑問も浮かぶ。しかし、少なくともJAWS-UGに関しては完全に「自走している状態」で、勉強会を自主的に立ち上げ、回せる人材や仕組みはすでに存在している。もちろん、JAWS Festaのようなコミュニティ主導の大型イベントも、企画がどんどん進んでおり、独り立ちしている状態だ。まさに小島さんが長らく作り上げてきたベンダーに依存しないフレームが十分に機能していると言える。

 むしろ、AWSJ側でも世代交代が実現したことで、コミュニティとベンダーの新しい関係をきちんと作り上げられる機会が訪れたとのではないかというのがオオタニの感想。まだまだコミュニティに参加していない多くのエンジニアを巻き込み、小島さんが作り上げた以上の存在にJAWS-UGが成長できるかは、まさにコミュニティ側にかかっていると言える。

転職だけではなく、結婚まで!コミュニティは人生を変える

 さて、もう1つのトピックは、先週末に参加したばかりの「クラウド婚」の話題だ。多分にパーソナルな話でもあり、メディアの記事としてどうよという声もあろうが、いろいろ考えることも多かったので、少しだけおつきあい願いたい。

 ここで「クラウド婚」と言っているのは、まさにクラウドコミュニティで知り合った新郎の中井勘介さんと新婦の永淵恭子(ぎょり)さんの結婚の話だ。個人的には、中井さんが手がけるSendGridの国内立ち上げの時、オークファンの得上竜一さんに紹介してもらったのが中井さんとの出会い。一方、ぎょりさんとはAWS侍の取材の際にサーバーワークスの小室文さんに紹介してもらい、実際に取材記事も書いている。つまり、オオタニと2人の出会いも完全にコミュニティつながりというわけである。

 その後、ぎょりさんが所属するサーバーワークスが飯田橋にあるというつながりもあり、2人にはたまにおいしいお肉屋さんに連れて行ってもらい、コミュニティ談義に話を咲かせてきた仲で、今回のパーティにご招待いただいた。正直、取材で仲良くなった人たちの結婚パーティなど初めてだったので、本当に光栄だった。

 「肉婚」と題されたパーティ自体は、サーバーワークス大石社長のすべらない挨拶あり、友人による生暖かいLTあり、2人が大好きなサーロインの提供あり、すばらしい内容。特に中井さんが大学時代に所属していたビッグバンドはキレキレの演奏で、会場を大いに盛り上げてくれた。2人のエンタテイメント性とホスピタリティがダイレクトに伝わる暖かいパーティだったと言えよう。

素晴らしい演奏を魅せてくれた肉婚バンド!(撮影:金春利幸さん)

 JAWS-UGの中にいると、よく「コミュニティで人生が変わった」という話が出るが、転職だけではなく、結婚まであり得るというのが、今回のクラウド婚でよくわかる。会社の中の縦つながりだけではなく、コミュニティという横つながりで得られた出会いは、いとも簡単に個人の人生を変えてしまう。その先例となった2人の責任はかなり重いが(笑)、コミュニティで得たさまざまなノウハウを元に、楽しい家庭を築いてくれるはずだ。ともあれ、おめでとうございます!

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