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大人もシビれる最新おもちゃ 第7回

フォースの力でBB-8を操る!

フォースバンドとBB-8ロボットでスター・ウォーズ気分を満喫!

2016年10月10日 15時00分更新

文● 相川いずみ 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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 昨今のおもちゃは、スマホ対応は当たり前。NFCチップ搭載に、大人顔負けのスマホ、臨機応変な会話をしてくれるロボットなど、最新の技術を駆使したデジタルガジェットの宝庫!

 そんな商品の中でも特に大人もシビれてしまう曲者おもちゃや、特定の属性の人を瞬殺してしまうトンガリすぎな玩具などを、実際の使い勝手やシビれるポイントを紹介していきます!

なりきりウェアラブル「フォースバンド」を装着してみた!

 最新の注目おもちゃをご紹介しているこの連載。今回は、満を持して登場した「スター・ウォーズ」のなりきりウェアラブル「フォースバンド」と、おなじみ「BB-8」を自由に操れるドロイドのスペシャルなセットをご紹介します!

スペシャル・エディションの名にふさわしい豪華セット

スター・ウォーズに登場するドロイドBB-8と、腕に装着する「フォースバンド by スフィロ」がセットの「スペシャル・エディション」

 「フォースバンド by スフィロ」は、スター・ウォーズでおなじみのエネルギー、フォースを体感できるウェアラブルガジェット。腕の動作にあわせて「ライトセーバー」などの武器の音声が鳴ったり、「BB-8」を操ったりできる。単体でも遊べ、スマホの専用アプリとも連携可能。

 「スペシャル・エディション」は、このフォースバンド by スフィロと、戦いで傷がついた姿にカスタマイズされた特別モデルのBB-8、シルバーのコレクターズ・ボックス、充電ケーブルがセットになっている。パッケージなどの色が違うAppleStore限定モデルも同時発売された。

 フォースバンドの対象年齢は8才から。フォースバンド by スフィロは価格1万584円。スペシャル・エディションは価格2万6784円

フォートとともにあらんことを!

 昨年、スター・ウォーズシリーズの公開に先駆けて、スフィロ社から発売されたBB-8。スマホなどで自由に操るボール型のおもちゃ「スフィロ」の技術を応用したドロイドは、世界中のスター・ウォーズファンの心を熱くしました。そして、今年はなんと、フォースを感じ、自由に操るフォースバンド by スフィロ(以下フォースバンド)が登場したのです!

 と、説明ももどかしく、スペシャル・エディションを開封。シルバーの特別なボックスの中にはBB-8とフォースバンドが収まっていました。ほどよい感じにビンテージ感が施され、歴戦を積んできた風格があります。

フォースバンドは腕の動きで操作するため、利き腕に装着。操作ボタンは1個だけで、音声に従ってメニューを選びます

 まずは、フォースバンドをつけてみることに……。持ってみて驚いたのがすごく軽い! 見た目のゴツゴツしたイメージからもっと重量感があるのかなと思っていたけれど、とても軽量なので、子どもがつけていてもあまり負担は感じません。

フォースバンドでは、以下の4つの遊びが用意されています。

  • ドロイド・コントロール・モード→フォースの力を用い、BB-8やスフィロを操作します。
  • フォース・トレーニング・モード→ジェダイ・ナイトの能力を身に着けるためのチュートリアル。
  • コンバット・トレーニング・モード→ライトセーバーなどの武器のサウンドで、なりきり遊びができます。
  • フォース・アウェアネス・モード→装着することでデジタル・ホロクロンを見つけてコレクションします。

 連携するには、アプリをインストールしたスマホとフォースバンドを近づけるだけ。Bluetooth SMARTで即つながるので、接続は簡単。チュートリアルでは、脱走した触手生物のラスターを捕獲するため、フォースバンドで画面のBB-8を操っていきます。

ラスターにあわてふためくBB-8がかわいい! 「フォース・トレーニング・モード」で基本操作を覚えます

 

「フォース・ブッシュ」や「プル」の力でBB-8を助けています

BB-8を自由自在に動かせる!(ただし訓練が必要)

 操作に慣れてきたところで、今度はリアルなドロイドの方のBB-8を操作してみたいと思います。コロンとした球体のボディがかわいいBB-8は手のひらに乗るコンパクトなサイズ。縦横無尽に駆け回るため、遊ぶ際は広い場所がおススメです。

フォースバンドとBB-8を連携させると、BB-8が光りだします。カッコいい!

 手のひらを前に突き出す感じで腕を伸ばすと前進する「フォース・プッシュ」。手前に戻す時は手のひらを自分に引き寄せて「プル」、手を下におろすと「フォース・ストップ」です。最初はなかなかうまくいかず、あちこちに行ってしまいましたが、ストップで動きを制御できると、だいぶ狙いどおりに動かせるようになりました。

結構速度が速いので、腕を機敏に動かすことが大事!

 「ねえ、BB-8って地球みたいだね」あちこちに転がるBB-8を見て、突然息子が言い出しました。

 「地球?」「うん、ほら、くるくるまわってるし、丸い」確かに地球っぽいかな。こういう発想は子どもならではのもので面白い。でも、こんなに自転が早かったら、地球人は目をまわしてしまいそうですよ!

外に出よ! フォースを感じよ

 フォースバンドの楽しみはもうひとつ。「フォース・アウェアネス・モード」で常に装着して出歩くことで、新たなホロクロンを発見できること。ホロクロンとは、スター・ウォーズに登場する記憶装置で、フォースバンドがホロクロンを見つけると、振動と光で教えてくれます。ホロクロンを感じたら、すかさず腕をのばしてフォースを感じてみましょう。大人が外でやるのはちょっと勇気がいりますが!

怪しさは増しますが、「フォースを感じる……」とつぶやきながらやると、さらに楽しい

 どういうタイミングで、フォースを感じるかはナゾとのこと。使用時間と距離などの条件があいまって出現するようです。獲得できるホロクロンはランダムで、スター・ウォーズの様々な情報が詰まっています。中には「アイテム格納庫」で武器がゲットできるホロクロンもあります!

ホロクロンを獲得して、ハン・ソロ愛用の「ヘビー・ブラスター」をゲット!

   

 ウェアラブルの良いところは、からだの動きと連動した遊びができること。特に武器遊びはなりきり度が高く、フォースバンドが2台あればさらに盛り上がりそうです。

 フォースバンド単体でフォースを感知し、ホロクロンを蓄積しているため、外出中にわざわざスマホと連携させたり、画面を確認したりする必要はありません。たとえば、外出先で3回ホロクロンを感知し獲得した後、家に帰ってスマホと連携させると、3個のホロクロンをゲットできるというわけです。

 スマホを始終見なくてよいのでこれはとっても便利。スマホの充電を気にする必要もありません!

連射できるヘビー・ブラスターは爽快感大。ハン・ソロ気分を満喫できます

スター・ウォーズを知らない人もすごーく楽しい!

 遊んでみて実感したことは、スター・ウォーズに詳しくなくても十分に楽しめるということです。ガジェットとしての完成度が高いので、子どもはもちろん大人も夢中になって遊べます。

 ちなみにフォースバンドは、スフィロから発売されているスフィロやオリーなどの操作が可能です。スフィロシリーズは学校のプログラミング学習にも導入されており、今もっとも熱いガジェットのひとつです。この最新のテクノロジーが詰まった次世代のおもちゃを、存分に体感してみてください!

フォースとともにあらんことを!


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