ドイツのケルンで現地時間9月20日から開催された「Photokina2016」。会場には世界各国からカメラメーカーや周辺機器メーカーが集まり、最新モデルを展示していた。
本特集では、そんなPhotokina2016の展示についてを総括的に紹介しつつ、この秋冬に登場するであろう注目のデジカメを紹介していく。まずは、レンズ交換式について、メーカー別に新製品を見ていこう。
4K/60pに6Kフォトにも対応した「GH5」を発表したパナソニック
パナソニックはプレスカンファレンスにて、同社のフラッグシップモデル「GHシリーズ」の最新モデル「LUMIX GH5」の開発発表を行なった。
GHシリーズは動画撮影にも注力したシリーズで、GH5では4K 60p 10bit記録に対応している。そのほか詳細なスペックは非公開だが、6Kフォトに対応しているので1800万画素以上ということになりそうだ。
ブースでは開発モデルということで、触れる状態ではなくケース越しの展示となっていた。
また、写真だけでなく動画との両立も目指したライカブランドの新レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT F2.8-4.0」も発表。
12-60mmの標準ズーム、8-18mmの広角ズーム、50-200mmの望遠ズームの合計3本で価格は未定ながら、2017年に順次発売される予定とのこと。
さらに、日本では10月21日に発売予定の「LUMIX DMC-G8」(海外では DMC-G80/81)の実機を展示。ミドルクラスのモデルだが、防滴・防塵構造になっているので、ハードな撮影環境でも利用可能だ。
手ブレ補正は「Dual I.S.2」に進化し、5軸のボディー内手ブレ補正と2軸のレンズ内手ブレ補正を組み合わせだけでなく、高精度のジャイロセンサーと新しいアルゴリズムを採用。より的確にブレ補正がなされるよう強化されている。
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