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宅配レシートなどでお馴染みのサイズのプリンターに本格参入

ブラザー、同社初の2インチロール紙対応感熱モバイルプリンター

2016年09月08日 16時32分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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RJ-2150(左)およびRJ-2050(右)

 ブラザー工業とブラザー販売は9月8日、同社初の用紙幅2インチロール紙対応ラベル・レシートプリンター「RJ-2050」など4機種を発表。11月上旬に発売する。

 同社では従来よりコンパクトでバッテリー動作可能な感熱プリンターを販売しており、2012年には用紙幅4インチ、2014年には用紙幅3インチのモデルを投入してきた。今回新たに日本国内で最も需要の高い用紙幅2インチモデルを投入、物流や運輸業界における宅配レシートや不在票、製造業界における入出荷用ラベル発行用に販売する。

 

 いずれもラインサーマル方式のプリンターで、リチウムイオン電池を内蔵してモバイル環境でAndroid/iOS端末のスマホ/タブレット、ハンディターミナルからのワイヤレス印刷を行なう。コンパクトなボディはIP54防水・防塵設計で、高さ2.5mからの落下に耐える耐衝撃性能を備える。印刷速は最高152mm/秒。

大型のモノクロ液晶(バックライト装備)を備える 

「RJ-2150/RJ-2140」はラベル・レシート兼用モデルで、用紙ロール外形は最大60mm。「RJ-2050/RJ-2030」はレシート専用モデルで、用紙ロール外形は最大40mm。2150と2050はUSB/Bluetooth/無線LANで接続し、2140と2030はUSB/Bluetooth(2150/2050はMFi認証取得済み)。価格はいずれもオープンプライス。

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