AMDの新型GPU「Radeon RX 470」搭載ビデオカードが4日(木)の22時に販売解禁。秋葉原の複数ショップでは、5日(金)から店頭販売が始まる。
「Radeon RX 470」は、先日発売された「Radeon RX 480」の下位となるミドルレンジクラスの新型GPU。基本スペックはCompute Unite(CU)数が32、ストリーミングプロセッサー数が2048基、浮動小数点演算性能が4TFLOPS以上、メモリーインターフェースが256bit GDDR5、最大消費電力110W。搭載メモリーの違いでGDDR5 4GB版と8GB版の2モデルが用意される。
発売されるのはPowerColor「RED DEVIL RX 470 4GB GDDR5」とSapphire「NITRO+ RADEON RX 470 4G GDDR5 PCI-E DUAL HDMI/DVI-D/DUAL DP OC W/BP (UEFI) BOX」、「NITRO+ RADEON RX 470 8G GDDR5 PCI-E DUAL HDMI/DVI-D/DUAL DP OC W/BP (UEFI) BOX」の3モデル。
PowerColor「RED DEVIL RX 470 4GB GDDR5」は、特徴的なファンブレードを採用するセミファンレス仕様のオリジナルクーラーを搭載。カード裏面にはバックプレートを装着する。また、独自設計基板を採用し、GPUブーストクロックを1270MHzにメモリークロックを7000MHz相当にオーバークロックしているのも特徴。
そのほかビデオメモリーはGDDR5 4GBで、補助電源コネクターは8ピン。出力インターフェースはDisplayPort×3、HDMI×1、DVI-D×1。価格はパソコンショップアークで2万5800円。
Sapphireから発売されたのは、搭載メモリーがGDDR5 4GB版と8GB版の2モデル。いずれもセミファンレス仕様でカスタマイズ可能なLEDイルミネーション機能やメンテナンス時に便利な取り外し可能なファンを備えるオリジナルクーラーを搭載。カード裏面には、こちらも専用バックプレートを装着済みだ。
主なスペックは、4GB版のベースクロックが1143MHz、ブーストクロックが1260MHz、メモリークロック7000MHz。8GB版のベースクロックが1121MHz、ブーストクロックが1260MHz、メモリークロック8000MHz。補助電源コネクターは8ピン。出力インターフェースはDisplayPort×2、HDMI×2、DVI-D×1。基板長は240mm。
価格は4GB版が3万218円、8GB版が3万5078円。パソコンショップアークやツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.で販売中だ。