全然違う写真になる! チェキとポラロイドのモバイルプリンターで出力してみる
2016年08月03日 10時00分更新
撮った直後にプリントがでてくるインスタントカメラは、当然ながらプリンター機能が内蔵されているカメラでなければいけない。
しかし、カメラと一緒になってなくても携帯できる小型のプリンターがあれば似たような運用ができる。
前回紹介した「ポラロイド スナップ」は、印刷用紙に専用のZINK Paperを使用するが、このZINK Paperを使うモバイルプリンターがある。
専用アプリをインストールしたスマホとBluetooth 4.0で接続してプリントが可能だ。
一方で、ポラロイド スナップのほかに有名なインスタントカメラといえば富士フイルムの「チェキ」があるが、チェキ用のinstaxフィルムを使用するプリンターもある。
こちらは無線LANを利用するが、専用アプリをインストールしたスマホからのプリントが可能だ。どちらも持ち運びに不便は感じないモバイルプリンターだ。
ということで、今回はこの両者でプリントした写真を見比べてみたいと思う。
多彩な画像編集が楽しい「Polaroid ZIP」
「Polaroid ZIP」(直販価格1万8792円)は、ポラロイド スナップで使用するZink Paperを利用するモバイルプリンター。スマホとの接続にはBluetooth 4.0を利用し、NFCにも対応しているので対応するAndroidスマホなら接続は簡単だ。
本体サイズは幅75×奥行き115×高さ22mmと手のひらサイズのコンパクトさ。厚みはあるものの、ちょっと大きめなスマホ程度だ。質量は約190g。バッテリー内蔵でUSB接続で充電する。1度の充電で約25枚の印刷ができる。
用紙は上面をスライドさせてフタを開けて補充する。印刷用紙のパッケージにはバーコードが印字された青い紙が一緒に入っており、これにより内部の掃除と枚数の管理を行なう。このため、青い紙が下になるように重ねたままの状態で入れる。
プリントするには専用アプリ「Polaroid ZIP Mobile Printer」をインストールしておく必要がある。アプリはiOSにもAndroidにも対応している。
アプリではスマホ撮影→すぐ印刷のモードがあるほか、スマホに保存された画像を編集して印刷する機能もある。余白の調整をピンチイン/ピンチアウトで調整できたり、さまざまなフレームでデコったり、スタンプの挿入、手書き入力なども行なえ、プリクラ感覚で編集楽しめる。このほか、名刺の作成やQRコードによるテキスト&音声の埋め込み、コラージュなど機能満載だ。
色調選択ではプリセットされた色合いに変更可能なほか、任意にRGBの色を変えて好みの色合いを作り出せたり、もちろん普通に明るさやコントラストの調整機能も備えている。
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