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解決方法を教えます! LINE駆け込み寺 第24回

相手への影響度は非表示<ブロック<削除

LINEのブロック・非表示・削除の違いは? 使い分けを伝授!

2016年08月06日 10時00分更新

文● 高橋暁子 編集●村山剛史

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「LINEを始めたいけど、今さら人には聞けないよ……」というアナタ!
SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんが、LINEの上手な使い方を基礎からやさしく伝授します。〈連載目次

「非表示」「ブロック」「削除」の違い

 LINEで友だちが増えてくると、もうLINEでつながりたくない、連絡したくない相手が出てくることがある。そのような相手に対しては「ブロック」「非表示」「削除」などができる。それぞれの違いを知り、適切に活用しよう。

 まず、それぞれの違いについて正しく理解しよう。

自分以外には影響小さめの「非表示」
 「非表示」とは、その名の通り自分のLINE画面に表示しない機能だ。自分のトークや友だち一覧、タイムラインでは相手の投稿が見えなくなる一方、相手側のLINE画面にはまったく影響しない。

 非表示の相手からLINEが届いたことはわかるので、相手には非表示にしたことは伝わらない。つまり、仕事相手など“友だち関係を切ることはできないが、表示したくない相手”に使うと便利な機能なのだ。非表示にすることでストレス軽減に役立つかもしれない。

双方とも影響がある「ブロック」
 「ブロック」すると、ブロックした相手からはトーク・通話・タイムラインの閲覧ができなくなり、自分からもできなくなる。トークを送ったり通話をしようとしたときに気づく可能性はあるが、ブロックしただけでは相手に気づかれることはない。ブロック解除すれば再び友だちとなる。LINEでやりとりしたくないが、再びやりとりする可能性がある相手はブロックがお勧めだ。

友だちを止めてしまう「削除」
 「削除」は、友だち一覧からの削除を意味する。完全に友だちではなくなるため、再びトークや通話などをしたい場合は、新たに友だち申請をする必要がある。もう二度とLINEでやりとりしたくない、やりとりする可能性がない相手は削除しよう。

3つの選択肢を使い分けよう

 それぞれのやり方は次の通りだ。「非表示」にするためには、友だち一覧を開き、左上の「編集」をタップ。非表示にしたい友だちを選んで「非表示」をタップしよう。或いは、友だち一覧で左にスワイプし、「非表示」で非表示、「ブロック」でブロックもできる。

1. 友だち一覧を開き、左上の「編集」をタップ

2. 非表示にしたい友だちを選んで「非表示」をタップ。このとき「ブロック」を選べばブロックとなる

 「ブロック」するためには、友だち一覧を開き、左上の「編集」をタップ。ブロックしたい友だちを選んで「ブロック」をタップしよう。なお、「知り合いかも?」リストに表示されている相手もブロックできる。友だち一覧で「知り合いかも?」をタップでリストが表示される。その後、ブロックしたい相手を選ぶとプロフィールが表示されるので、そこから「ブロック」をタップしよう。

1. 友だち一覧で「知り合いかも?」をタップで知り合いかもリストが表示される

2. ブロックしたい相手を選ぶとプロフィールが表示されるので、「ブロック」をタップしよう

 「設定」→「友だち」→「非表示リスト」で非表示にした相手一覧が、同様に「ブロックリスト」でブロックした相手一覧が表示される。また、ブロックリストを表示し、右側の「編集」から「削除」または「ブロック解除」も可能。同じく非表示リストを表示し、右側の「編集」→「削除」で削除が、「再表示」で非表示解除ができる。

1. 「設定」→「友だち」→「非表示リスト」で非表示にした相手一覧が、同様に「ブロックリスト」でブロックした相手一覧が表示される

2. ブロックリストを表示し、右側の「編集」→「削除」で削除が、「ブロック解除」でブロック解除ができる

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著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。
 最新刊『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

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