衝動買いは人類の本能、週刊アスキーでございます。週刊アスキー電子版、6月7日発売の1081号は「逸品デジギア完全購入ガイド」特集。お買い物シーズンに買うべきものをドバーッ!!!!と集めてきました。
パソコン、テレビ、Ultra HDブルーレイ、無線LANルーター、CPU、GPUなど濃いめの自作パーツまで。Computexで盛り上がったBroadwell-Eどれ買うべきか迷ってる人の背中を崖に向かって押します。一緒に買えば怖くない。
今日は特集から4Kテレビについての記事を抜粋。いまアスキーは4Kテレビなら20万円以下で買える40型が狙い目と見ています。中でも特にほしい2台を比較しました。きれいなテレビで見るガルパンはいいぞ。また来週。
パーソナルサイズでも4Kテレビが当たり前に
2016年夏の薄型テレビのトレンドは、ズバリ4K。以前は3840×2160ドットの4K解像度を生かすには50型オーバーの大型テレビが最適とされていたが、2016年夏のメーカー各社のラインアップは40型~75型と、4Kで40型までカバー。高画質テレビを選べば解像度はほぼ4Kという状況だ。
課題とされてきたコンテンツの不足も克服されつつある。すでに衛星放送の『スカパー! 4K』が映画、スポーツ、音楽の商業放送をスタートしており、昨年秋からは『Netflix』『Amazonビデオ』などネット動画配信もテレビ向け4K配信をスタート。今やネット回線と月額料金のみでネイティブ4Kの作品を試聴できる環境が整いつつある。加えて、海外で先行販売されていた4K再生可能なBlu-ray『UltraHD Blu-ray』のハリウッド映画タイトルが6月より登場するなど、番組・作品の4K対応が急加速しているのだ。
薄型テレビ全体のトレンドは4Kと共に映像の輝度を拡大する『HDR』(ハイダイナミックレンジ)へとシフトしているが、2016年夏モデルであればネット配信、HDMIからの信号入力で対応するので心配なし。高画質にこだわるなら、パーソナルサイズでも4Kの機種を選ぶのがオススメだ。
東芝「REGZA 40M500X」
実売価格 17万円前後(6月下旬発売予定)
画面フレーム内に前面に向けたスピーカーを配置した「レグザダイレクトオーディオシステム」を採用。レグザサーバーと接続して「タイムシフトマシン」にも対応する。また、カラバリとして4K初のホワイトモデルをラインアップ。
●スペック
サイズ/パネル40型VAパネル(3840×2160)
チューナー地上×3、BS/CS×3
HDMI端子HDMI×4
スピーカー20W(10W+10W)
対応ネットサービスNetflix、ひかりTV、dTV、アクトビラほか
サイズ/重量903(W)×178(D)×551(H)mm/13kg
パナソニック「TH-40DX600」
実売価格 15万3000円前後
同社の4Kビエラエントリーシリーズの40型モデル。2K放送も4Kの画質にアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」を搭載。「Firefox OS」を採用することで音声検索などネット連動のスマート機能にも対応。
●スペック
サイズ/パネル40型VAパネル(3840×2160)
チューナー地上×2、BS/CS×2
HDMI端子HDMI×3
スピーカー30W(15W+15W)
対応ネットサービスNetflix、Amazonビデオ、ひかりTV、dTV、アクトビラほか
サイズ/重量904(W)×235(D)×567(H)mm/14kg
【評】パナソニック「TH-40DX600」
合計13点
ライター 折原一也
5点。4Kらしい画質をマジメに作り込んだ小型テレビ。特に、映画のBD再生時の映像スケールの良さが圧倒的に良く、好印象。『Netlifx』『Amazonビデオ』といったインターネット動画配信系コンテンツと相性が良いのも、個人的には◎。
アスキー編集部ショータ
4点。画質的には強い特徴がなくフラットな感じで、コントラストの強いシーンも飛びや潰れがなく見やすい。音質は可もなく不可もなく。大画面に写真や動画を映せるスマホ連携機能は、リビングTVとして使うなら家族で楽しめていいかも。
アスキー編集部 カクッチ
4点。デザインがスッキリしていて、スピーカーの傾向はやや低音が弱めに感じた。映像の傾向はマイルドで、映画好きなので好み。D4映像入力があるのも好きだが、ノートPCのHDMI出力でスケーリングが一発で合わないなど気になる点も。
【評】東芝「REGZA 40M500X」
合計14点
ライター 折原一也
4点。4Kテレビとしてスタンダードな画質と共に、音が籠もらずクリアに鳴らす前面スピーカーを搭載した意気込みが“買い”。録画機能を重視しているのもポイントで、外付けHDDセットを買えば録画もこれ1台で足りる手軽さがいい。
アスキー編集部ショータ
5点。画面はメリハリ感が強く、黒の締まりの良さが印象的。REGZAのお家芸であるゲームモードは、映像遅延の短縮では他メーカーの追随を許さない出来の良さだ。前面に配置されたスピーカーも臨場感を高めてくれ、エンタメ向きな印象。
アスキー編集部 カクッチ
5点。HDMI入力4基を備え、一発でPC画面もピタっとスケーリングされるなど、外部機器と親和性が高い印象。スピーカー部がしっかり露出しており、低音のアタック感も好み。コントラストが高い感じでPS4などゲーム機を接続したくなる。
※REGZA 40M500Xの検証は試作機で実施したため、製品版と異なる場合があります
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盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、記者自由型。戦う人が好き。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中。
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