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解決方法を教えます! LINE駆け込み寺 第8回

LINEの2大トラブル源を上手に回避するには

LINEのエチケット~既読スルー問題を避けるためのコツ

2016年06月09日 09時00分更新

文● 高橋暁子 編集●村山剛史

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「LINEを始めたいけど、今さら人には聞けないよ……」というアナタ!
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読んでも読まなくても嫌われる!?

 「既読」を付けたのになかなか返事を返さない「既読スルー」、トークが届いたのに既読を付けずに放っておく「未読放置(未読スルー)」は両方共に嫌う人がいる行為。送信者側があれこれ理由を考えてしまい、ストレスを与える行為だからだ。

受信者がトークを開くと「既読」がつく。既読絡みのトラブルは多い

「既読スルー」「未読放置」はしない

 「既読スルー」と「未読放置」はトラブルの元。できればどちらも避けるほうが無難だ。

 「既読スルー」をしないためには、返事ができないときには既読を付けないのが簡単な方法だ。そもそも返事ができるときまでLINEは開かない、あるいはすでにご紹介した「既読」を付けずにトークを読む方法で乗り切ってほしい。

 「未読放置」を避けるためには、一日一度はLINEをチェックして、返事が必要なものには返事をする習慣をつけることだろう。通勤退勤時間、あるいは寝る前の時間など、LINEを見る時間を決めておくといいかもしれない。

一番大切なのはベースの人間関係

 そうは言うものの、「既読スルー」や「未読放置」に気を付けて使うのは、大人にはストレスフルでなかなか難しい可能性がある。忙しさのあまり、意図せず「既読スルー」「未読放置」状態になることも多いだろう。

 しかし、それでも問題にならない方法もある。それは、相手とベースとなる人間関係を築いておくことだ。普段からコミュニケーションしていたり、信頼関係ができていれば、既読が付いたのに返事がなかったり、なかなか既読がつかなくても、トラブルにはなりづらい。

結局はリアルでの付き合いがものを言う

 オススメは、あらかじめ「あまりLINEを使ってないので(子供が小さいので/仕事で見られないので)返事が遅いと思うけどごめんね」「見たらなるべく早く返事をするようにするからね」などと断っておくことだ。

 問題の根本は、相手への信頼がなく、人間関係が十分にできていないために生じるもの。多くのネット上のトラブルも、人間関係や信頼関係ができていれば避けられることが多いことは知っておきたい。

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎エデュケーション新書)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

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