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Apple Geeks 第180回

WWDC直前、買い替え前にマイMacのココをチェック

2016年06月06日 10時00分更新

文● 海上忍(@u_shinobu)、編集●ハイサイ比嘉

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バッテリーの劣化度合いをチェック

 S.M.A.R.T.情報を見るかぎりでは、SSDの状態が予想以上に良好なことがわかったが、経年劣化を覚悟しなければならない部品がある。内蔵バッテリーだ。

 Appleのウェブサイトには、歴代ノート型Macのバッテリー寿命を掲載したページがある(「Mac ノートブックのバッテリーの充放電回数を確認する」)。それによれば、MacBook Air(11-inch、Mid 2013)の最大充放電回数は1000回、一方「システム情報」でチェックした我がMacBook Airの累積充放電回数は1104回。仕様上は、すでに上限を超えていることになる。

メニューバーに表示されたバッテリー残量を[option]キーを押しながらクリックしても、バッテリーの状況を調べることができる

赤線で囲まれた箇所をチェックし、購入当初からの劣化度合いを検証しよう

 しかし、充電率が20%から80%の範囲となるよう慎重に使い続けてきたためか、バッテリーの状態欄は「正常」をキープ。完全充電時の容量は4294mAh/電圧は8087mV、Whに換算すると「4294÷1000×8087÷1000=34.73Wh」、ややヘタってはいるがスペックシート上の容量(38Wh)に比べ10%も低下していないことがわかった。

 筆者のMacBook Airの場合、かなり酷使しているにもかかわらず状態が比較的良好であることが確認できたが、そうでない場合はバッテリー交換という手がある。費用も1万4800円(税別、Apple Store)と安価なため、もうしばらく現在のMacと付き合う覚悟ならばベストな選択肢だろう(料金の詳細は「Mac ノートブックのバッテリーサービス料金」を参照)。WWDCで新機種が発表されても、ヘタったキーボードや傷ついたボディを我慢できればの話だが。

「Mac ノートブックのバッテリーサービス料金」


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