独be quiet!の最上位PCケース「DARK BASE PRO 900」
検証台にもなるユニークなハイエンドPCケースがCOMPUTEXに展示中!
2016年06月02日 02時21分更新
ドイツの静音PCパーツメーカー「be quiet!」が、COMPUTEXの南港会場に設けたブースにて、新作のハイエンドPCケース「DARK BASE PRO 900」を展示中だ。
DARK BASE PRO 900は、同社のPCケースラインアップの最上位に位置するE-ATXミドルタワーケース。一部フレームをケースから分離可能で、マザーボードと背面のフレームを分離すれば検証台としても利用できるユニークな構造が最大の特徴だ。
ケースはミドルタワーとしては大型で、同社の静音ファン「Silent Wings 3」を3基標準装備する。水冷にも対応し、フロントには最大420mmのラジエーターを装着できる。ケース上部には別途120/140mmの冷却ファンを最大3つか、最大200mmまでの水冷ラジエーターを装着可能。その他、サイドパネルや底部にもファンを追加できるなど、拡張性は高い。
ストレージデバイスを装着できる箇所も多く、2.5インチであれば最大15個まで搭載可能。そのほか、ケース天面には「Qi」対応スマートフォンのワイヤレス充電が可能なチャージャーを備えるなど、「PRO」の名に相応しいハイエンド仕様となっている。
横開きのフロントパネル内には、5インチベイ2つを搭載。フロントファンの前に取り外し可能な防塵メッシュがあるのは従来モデルと同じだが、あらたに底面用の防塵メッシュがフロント部からアクセス可能となり、メンテナンス性が向上している。また、上部にはLEDライトの発光ボタンおよびファンの回転数調節用スライダーがあるのも新しいポイント。LEDライトは、ボタンを押すことでカラー5色と消灯の計6パターンが順に切り替わる仕組みとなっている。
カラーはオレンジ、シルバー、ブラックの3色をラインアップ。価格は249ドルで、早ければ今月中にも市場に登場するようだ。なお、LED発光などの機能を大きく省略した廉価版ケース「DARK BASE 900」も発表されており、こちらは価格が199ドルとのこと。
この連載の記事
-
第58回
PCパーツ
COMPUTEX TAIPEI 2016で見かけた美人コンパニオン【その3】 -
第57回
スマホ
ベルト部のモジュールで機能を追加可なスマートウォッチ「Blocks」がスゴい! -
第56回
PCパーツ
COMPUTEX 2016で見つけたイカすパーツとヘンなもの -
第55回
ケース
In Winが得意のガラスパネル採用ケースをCOMPUTEXで展示 -
第54回
PCパーツ
RadeonもGeForceも使えるPowerColorの外付けVGA BOX -
第53回
PCパーツ
もはや何でもアリ!? COMPUTEXで見たユニークなMOD PC -
第52回
PC
仮想空間であの柔らかな感触が味わえる!? COMPUTEX最新VRハード -
第51回
PCパーツ
COMPUTEX TAIPEI 2016で見かけた美人コンパニオン【その2】 -
第50回
PCパーツ
新規格Mini-STXマザーの可能性をCOMPUTEXで見た -
第49回
PC
これは売れそう! COMPUTEXで気になった最新ガジェット -
第49回
PC
VR用PCを担いだり・空中ダイブに挑戦!(動画あり) - この連載の一覧へ