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ダイナミックドライバーにこだわる新進メーカーの渾身イヤフォン

金管楽器と同じ真鍮を用いて、よりよい響きを「DITA Brass」発表

2016年05月27日 11時00分更新

文● 小林 久 編集●ASCII

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 アユートは5月27日、「DITA Brass」の販売を6月17日に開始すると発表した。価格はオープンプライスだが、直販サイト“アキハバラ e市場”での販売価格は13万9980円。世界限定150台。シリアルカードナンバーが付属する。

DITA Brass

 今年2月開催のポタ研を始めとして、複数のイベントで試作機が展示されていた。

 製品名が示す通り、真鍮(ブラス)をハウジングに用いている。ブラスは金管楽器などにも使用される素材で、音響特性がよく響きも美しい。「ハウジング素材に利用することでダイナミックドライバーの魅力を最大限に引き出せる」という。また精密な切削加工を通じて「耳側に支点を置いた絶妙な重量バランス」とすることで、周波数特性の面でも、長時間の長時間の装着という意味でも有利とのこと。

高精度な切削加工で重量バランスにも配慮したという。

 オランダVan den Hul社と共同開発した新ケーブル「The Hybrid Copper Truth」を採用。ドラバイーユニットは直径10mmで独自設計したもの。音質的には「elegant simplicity, ultimate purity」という思想に基づき、シングル構成のダイナミックドライバーとしている。

Van den Hul製ケーブルを採用。一部が見えるようになっている。

 周波数特性は18Hz~25kHz。インピーダンスは16Ω。音圧レベルは102dB。ケーブル長は1.2m(3.5mm/3極)。音質傾向の異なる複数のイヤーチップを同梱。標準的なミディアムボアに対して、スモールボアは高域がマイルドに、ラージボアは高域が若干強調される。また、ダブルフランジチップも同梱。

J.Myersのプレミアムレザートレイが付属する。

シリアルカードナンバー

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