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朝食のジャガイモベーションや!

牛乳味とトースト味のポテトチップス ポテチだけで朝食が完結

2016年05月10日 12時29分更新

文● コジマ

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ポテトチップス 牛乳味。カルシウム入り

 湖池屋は「ポテトチップス トースト味」「ポテトチップス 牛乳味」を5月30日から全国で発売する。予想実売価格は124円前後。

 ポテトチップス トーストは、北海道産バターを使用し、食パンを焼いたときの香ばしい香りだけでなく、味わいまでもポテトチップスで表現することに挑戦したという製品。

 ポテトチップス 牛乳味は、本来、液体である牛乳の味わいと香りだけでなく、カルシウムまでもをチップスに込めたという意欲作になっている。

ポテトチップス トースト味。北海道産バター使用

 もともと湖池屋は昨年から、朝の食卓にあって違和感なく朝食の選択肢の一つとして楽しめる“朝用ポテチチップス”を、パン・米・グラノーラに次ぐ“第4の朝食”として育てるための活動を展開していたという。そうだったのか。

 そして、フルーツとの組み合わせがパンケーキやグラノーラの支持されている要因の1つであると考え、2015年5月、活況を呈する朝食マーケットに対応する新商品として「ポテトチップス もも味」「ポテトチップス バナナ味」を発売した。

 しかし、その後の研究から、ポテトチップスは時間をかけずに食べられるので朝食となりえる可能性があるものの、ももとバナナは朝食においてメインでないと認識されていることが判明したという。大丈夫かな、この会社。

 そこで2016年は活動をさらに一歩進め、ポテトチップスを第4の朝食として定着させることを目的に新商品開発に取りかかった。あらゆる食材との融合を試みた結果、朝食のメインとして認識されながらポテトチップスとしての特長を活かせる「トースト」と「牛乳」にたどりついたという。

 朝食のメインでありながらポテトチップスとしての特長も活かされた(と思う)湖池屋の新商品は朝のスタンダードになれるのか。注目したい。


コジマ

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。生来の不器用さと心配性を周りからツッコまれつつ、原稿や取材などと格闘している。

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