リコーのフルサイズ機は1機種だけだが手軽さが魅力!
ペンタックスブランドの一眼レフ「K-1」が4月末に発売になったばかりのリコーイメージング。フルサイズ機はK-1だけだが、APS-Cサイズ機並の大きさしかなく、手軽にフルサイズ判を楽しみたい人には最適。
一眼レフを使っている人には当たり前すぎて気がつかないかもしれないが、シャッターを開く直前にミラーが跳ね上がって閉まるとミラーが戻る。露光中以外は光学ファインダーで確認ができる。
この機構は「クイックリターンミラー」と呼ばれる方式で世界で初めて量産型を独自開発したのがペンタックスだ。
ペンタックスのカメラは世界初が多く、実際の撮影レンズを通した光を測光する「TTL」測光方式の一眼レフや、測光時に絞りを開放状態で測れる「TTL開放」測光、「自動露出機構」(AE)、「TTLオートフォーカス一眼」など、今や当たり前に使っている機能の多くをはじめて採用することが多かった。
ほかにもオート110(ワンテン)やブローニーフィルムを使う中判カメラの「ペンタックス645」「ペンタックス67」などの人気カメラを多くリリースした老舗だ。
レンズで有名なライカもフルサイズデジカメを用意
ライカといえばレンジファインダータイプのカメラが最初に浮かぶ人が多いだろう。デジカメでもフルサイズ判の「ライカM」(TYP240)とそのバリエーションモデルがいくつかある。
またミラーレスの一眼タイプも「ライカSL」も登場している。趣味性が高そうな雰囲気ではあるが、実用性も十分に高い。ついでに価格も高い。
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