ズバッと解決! Windows 10探偵団 第104回
最新ビルト14328の目玉機能!
Windows 10、最新ビルドで新機能「Windows Ink」を体験できる
2016年05月01日 12時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
監視報告
最新ビルド14328では新機能の「Windows Ink」を体験できる
4月22日にWindows 10 Insider Previewの最新ビルト14328がリリースされた。「第89回 Windows 10、いろいろ改良されたビルド14291をチェック」から1ヵ月くらいなのに、いいペースで新機能を搭載してきているのがうれしいところ。
ビルド14328の目玉は「Windows Ink」機能だ。タッチペンを利用していると、画面右下にペンのアイコンが表示されるので、タッチすると「Windows Ink Workspace」が開く。マイクロソフトのブログには「Surface Pro 4やSurface Bookのようなアクティブペンがある場合」となっていたが、Surface Pro 3でも利用できた。
大きな機能は3つ。付箋紙とスケッチパッド、画面スケッチだ。自由に大きさや場所を変更できる付箋紙にフリーハンドでメモを取ったり、真っ白なスケッチパッドに図やイラストを書き込み、共有したりできる。「画面スケッチ」では、「Windows Ink Workspace」以外のデスクトップキャプチャーをとり、そこにアクティブペンで書き込める機能。どれもペン付きのタブレットでは便利に活用できそうだ。
その他にもいろいろな機能が搭載された。日本語IMEが改善されて予測機能が強化されたり、プライベートブラウジング中の入力履歴を破棄するような機能も搭載されたのはうれしいところ。コルタナも強化され、スマホのようにロックスクリーンから利用できるようになった。また、ロック画面には再生中の曲のメディアコントロールも出る。
Windows 10 Insider PreviewのFastRingには、このようにいち早く最新機能が使えるビルドが配信されるが、多数のバグが残っていることも再確認しておこう。例えば本ビルドには、Edgeの拡張機能が削除されたり、Feedback Hubの言語が変更できなかったり、一部のショートカットキーが使えなかったりする。スタンバイに入るとブルースクリーンになるエラーまで報告されている。利用する際は、くれぐれもサブマシンで、自己責任のうえ導入してほしい。
これでズバッと解決!
Windows 10 Insider PreviewのFastRingに配信された最新ビルト14328ではWindows Inkをいち早く試すことができる
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!
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