最高クラスのクオリティー あのMAD CATZのアケコン「TE2+」
最後に紹介するのがMAD CATZ(マッドキャッツ)「STREET FIGHTER V Arcade FightStick Tournament Edition 2+(TE2+)」。
マッドキャッツには、ウメハラ選手などプロ格闘ゲーマーも所属しています。
ズバッと言ってしまえば、ほかのアケコンに比べてお高いです。希望小売価格2万7750円(税別)。これまで紹介したアケコンに比べて倍近くの価格。しかし、それだけハイエンドなモデルということです。
ゲームセンターでのプレー感にもっとも近いのがこのTE2+。ストリートファイターVはアーケードでの展開が現時点ではありませんが、前作「ストリートファイターIV」の筐体とボタンが同じ配列です。
レバーやボタンは三和電子製。ネットで入手しやすい部品を使用しています。要するにレバーやボタン不良が発生したときも、メンテナンスをしやすいということです。
紹介しているTE2+はストリートファイターVのイラストが描かれていますが、この天板部分も自分でカスタマイズできます。製品ページの下部からAdobe Photoshop形式のテンプレートファイルをダウンロードでき、好みのイラストをデザインできるんです。
そう、レバーやボタンだけでなく天板部分もいじれるので、世界にひとつだけのアケコンをつくれるんです。
もちろんアケコンとしての性能も申し分なし。そしてなによりも私が「これ、ほかのアケコンも付けばいいのに」と思ったのが裏面。
すべり止めになっているので、アケコンをヒザに置いてプレーするスタイルをとっている人には超ありがたい。イスに座ってアケコンを膝に置いてもスベリ知らず。
カスタマイズやメンテナンス面、そして滑り止めといった細かいところまで配慮されているのがTE2+。これで3万円弱を高いとみるか、安いとみるか、適正価格とみるかはアナタ次第!
TE2+は発売当初、RAP Vシリーズに押されている感じがありました。なぜならPC版ストリートファイターVに対応していなかったから。
しかし、3月にPC版ストリートファイターVに対応するため、XInput対応ドライバーが公開。PCのOSと製品を選択すれば最新ドライバーを入手できるようになりました。PCに接続するだけでコントローラーが通常どおり使えます。
TE2+、たぶんこれから爆売れすると思います。
以上。3種類のアケコンを紹介させていただきました。ちなみに、私はRAP VとTE2+の2つをもっています。これからどのアケコンを買おうか迷っている人の参考になればうれしいです。それでは!
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