展示施設やサイネージなど、訪日外国人のおもてなしも含め応用が可能
パナソニック、モニター映像に連動してスマホに詳細情報が表示される「光ID」商品化
2016年04月22日 19時00分更新
パナソニックは4月22日、可視光通信技術「光ID」を搭載したディスプレーを発表。5月より販売を開始する。
光IDは、肉眼では識別できないほどの速度でLEDなどの光源を点滅させて信号を送り、スマホなどのカメラで受け取れるというもの。大量のデータは送れないが、スマホアプリを経由して商品や情報が掲載されているサイトやページに誘導するのに利用する。
光IDディスプレーは、光IDに合わせた点滅が可能なもので、光ID送信機能対応のメディアプレーヤーを内蔵。また光IDを送出する場合、パソコンと接続して映像と光IDを再生できるほか、パソコンを用いて映像と光IDを合わせたプレイリストを作成、記録したUSBメモリーをディスプレーに装着して再生することも可能。
表示される映像に合わせた解説や情報をスマホに表示できるため、博物館や展示施設、デジタルサイネージなどへの利用を見込んでいる。ディスプレー製品は55v型/49v型/42v型の3製品。1920×1080ドットのIPS液晶/LEDバックライトを装備し、価格はいずれもオープンプライス。