このページの本文へ

「MobileIron Access」を発表

モバイルアイアン、クラウドアプリ利用を安全にする新製品

2016年04月12日 13時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 モバイルアイアン・ジャパンは4月12日、企業データ保護の新製品「MobileIron Access」を発表した。信頼できるユーザーが所有する、信頼できるデバイス上の、信頼できるアプリのみが、クラウド内の企業データへアクセスできる新しいセキュリティモデルを確立するという。

MobileIron プレジデント兼CEOのバリー・マインズ氏

 MobileIronは、EMM(エンタープライズモバイル管理)ソリューションを提供する専業ベンダー。MDM、MAM、MCMを包括的に提供しており、国内でも資生堂、JAL、JR、すかいらーくなどの大手企業を含む、多くの採用事例を有している。

 新製品は、企業で利用しているクラウドアプリに対して、EMM(Enteprise Mobile Management)で許可されたユーザー・デバイスのみアクセス可能にするサービス。クラウド上の「MobileIron Sentry」をアクセスゲートウェイとして、Box、Google Apps for Work、Office 365、Salesforceのアクセスを制限する。対応アプリは順次拡充する予定。

MobileIronのソリューション

 MobileIron プレジデント兼CEOのバリー・マインズ氏は「従来はエンドポイントもネットワークもユーザー情報もIT部門が掌握していたが、昨今のモバイル・クラウドの普及で、ユーザーは自身のデバイスでさまざまなアプリを利用するようになり、IT部門はすべてのインフラを管理できない状況が生まれた。こうした状況ではユーザーを信頼するだけでは不十分で、信頼されたデバイス、アプリとユーザーがクラウドアプリにアクセスできるようにしなければいけない。そのクラウド・サービスへのセキュアなアクセスを実現するのがMobileIron Accessだ」と説明した。

 例えば、ユーザーがクラウド・サービスを利用する何らかのアプリをダウンロードして認証を行い、その他の個人用アプリで共有することで、不正にデータにアクセスしたり、あるいは会社が管理していない友人のデバイスを使ってSalesforceにアクセスし、顧客データを個人のクラウドストレージにアップロードするといった事態を防げるとしている。

モバイル・クラウドの普及でIT部門の役割にも変化が

■関連サイト

カテゴリートップへ

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    “VMwareショック”余波、IaaSベンダー撤退も/本音は「拒否したい」時間外の業務連絡/IT部門のデータメンテ疲れの声、ほか

  2. 2位

    データセンター

    首都圏のデータセンター枯渇、電力コストの高騰、エンジニア不足 課題から考える最新データセンター選び

  3. 3位

    デジタル

    なぜ大企業でkintoneの導入が増えているのか? DX推進と「脱・属人化」を実現するエンプラパートナーに聞いた

  4. 4位

    TECH

    【提言】「VPNの安全性」が通用しない時代 ZTNAへの困難な移行を経営層はサポートせよ

  5. 5位

    TECH

    自律的に動けないメンバーを持つくらいなら、一人で全部やったほうが幸せに働ける「管理職の憂鬱」に関する調査

  6. 6位

    データセンター

    「NVIDIA Blackwell GPU」約1100基搭載のAIインフラが稼働 さくらインターネットが石狩DC内で

  7. 7位

    ビジネス

    行政DXを超え、デジタルで市民の力を引き出す“地域社会DX”へ 兵庫県豊岡市の挑戦

  8. 8位

    デジタル

    kintoneの大企業売上は間もなく3割に サイボウズはグローバルで“戦える”新サービスも開発中

  9. 9位

    デジタル

    地方テレビ局が生成AIで記事作成を爆速に でもその裏で“10倍増えた”業務とは?

  10. 10位

    TECH

    IT人材の約半数が「静かな退職」 正当に評価されないし心身の健康を優先

集計期間:
2026年02月26日~2026年03月04日
  • 角川アスキー総合研究所