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デバイス管理から“モビリティ管理”へ進化、「MobileIron Cloud」

モバイルアイアン、企業向けクラウドEMMを国内DCから提供

2014年07月23日 08時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 モバイルアイアン(MobileIron)は7月22日、エンタープライズモビリティ管理(EMM)サービス「MobileIron Cloud」を日本市場で提供開始すると発表した。従来のモバイルデバイス管理(MDM)だけでなく、アプリやコンテンツ(ドキュメント)の管理機能も含まれる。国内(東京)データセンターからクラウドサービスとして提供される。

 MobileIron Cloudは、数十台規模から数百万台規模のモバイルデバイスを保有する企業を対象に、数千のモバイルアプリ、ファイル、デバイスデータを管理、保全、追跡するEMMサービス。数分で展開が可能で、一括管理機能を備える。

ユーザーがMobileIronアプリを起動すると、管理者が許可した業務アプリのカタログ、管理者が配布するドキュメントのカタログが利用できる(デモビデオ画面より)

 また、MobileIron経由で個々のユーザーに電子メール設定が配布され、専用メールアプリから即座に業務メールにアクセスできるようになる。アプリやドキュメント、メールの管理を通じて業務データのセキュリティを確保するほか、デバイスがコンプライアンスを満たさない場合には、ポリシーに従って通知や検疫を自動的に行う機能も備える。

 なお、MobileIron CloudではHA機能を内包するほか、万が一国内データセンターが大規模被災/障害発生した場合に備え、海外データセンターを利用して復旧できる「グローバルDR機能」も提供している。

MobileIron Cloudの管理画面イメージ

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