このページの本文へ

2015年CPUクーラー最強王座決定戦(全高130mm以上編) 第3回

最強を見極める! 2015年CPUクーラー王座決定戦【第3回】

2016年03月02日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ファン騒音値

 最後は冷却性能とともに、気になるファンノイズ。搭載しているファンによっては、回転数が高くとも、静かなこともあるので注目だ。

 定格運用時のトップスリーは、アイドル時がサイズ「グランド鎌クロス3」、be quiet!「DARK ROCK TF」、サイズ「忍者四」で、高負荷時は「グランド鎌クロス3」、クーラーマスター「Hyper 612 Ver.2」、「忍者四」の順になっており、いずれも32.2~34.7dBAと、非常に静かだ。

定格運用時の騒音値(単位:dBA)

定格運用時の騒音値(単位:dBA)

 オーバークロック運用時もおおむね傾向は同じで、アイドル時は32.2dBAの「グランド鎌クロス3」、高負荷時は36.7dBAの「DARK ROCK TF」がトップになっている。

オーバークロック運用時の騒音値(単位:dBA)

オーバークロック運用時の騒音値(単位:dBA)

オーバークロック運用時の騒音値(単位:dBA)

 全体ではオーバークロック運用時でも8製品中4製品が、マザーボードデフォルトとのPWMコントロール設定(Standard Mode)で、高負荷時40dBAアンダーの高い静音性を発揮している点に注目だ。

 なお、CPU冷却性能が高かったサイズ「忍者四」とCRYORIG「H5 ULTIMATE」は、最大で「忍者四」が43.8dBA、「H5 ULTIMATE」が45.7dBAと、バラック状態では若干ノイズが耳につくレベルになっている。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中