日本郵政が、「グループの名前を騙った不審メールが急増している」として注意を喚起している。
同社によれば、2月15日から「不審メール」が届いたという問い合わせが急増し、1日に300件以上にもなっているという。
不審メールとされるメールは、差出人欄に、部分的に「JAPAN POST」または「日本郵政」などと表示され、 本文には「JAPAN POST ジャパン」などと記載されているとのこと。
プレスリリースを確認すると、「商品を配達するため電話で連絡をしたが、つながらなかったため、商品がターミナルに返送された。電話番号に誤りがあるため、添付ファイルを印刷して最寄りの郵便局まで問い合わせてほしい」というもので、添付のファイルを開くようにうながす表記が確認できる。
同社では「日本郵政株式会社及び日本郵便株式会社とは一切関係ありません」とした上で、同社から今回確認されたようなメールを送ることはないと明言。「このような不審メールを受け取られた場合、安易にリンク先にアクセスしたり、添付ファ イルを開いたりしないよう、ご注意ください」と注意を喚起している。