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せきゅラボ研究結果 第13回

急増するアカウント乗っ取り被害に遭わないためにできること

顔面で一発ログイン! 「True Key」で無数のIDとパスワードを一括管理

2016年02月24日 09時00分更新

文● 田口和裕 編集●ASCII.jp

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いつの間にか安全に!? 便利すぎるインスタントログイン機能

 それでは「True Key」のメイン機能であるID/パスワードの保存とインスタントログイン機能を試してみよう。

 インスタントログインを使うにはウェブブラウザーに拡張機能(アドオン)をインストールする必要がある。ここではChromeを例に取るが、IE、Firefoxにも対応している。

プロファイル設定終了後にウェブブラウザーの設定を促される

「拡張機能を追加」をクリックするだけ

 ウェブブラウザーの設定が終われば、あとはウェブサービスに普通にログインするだけでID/パスワードが自動的に保存されていく。

 試しにFacebookにアクセスし、IDとパスワードを入力してログインしてみた。

IDとパスワード入力欄に「True Key」のアイコン(水色の太陽のような形)が表示されている

画面上部にパスワードを保存したとのメッセージが表示される

「True Key」のメイン画面に戻ってみた。Facebookのログイン情報を追加したことがわかる

 たったこれだけである。一度登録してしまえばそのサイトにアクセスするだけで自動的にIDとパスワードが入力されログインが行なわれる。

 無理に一度に登録しようとしなくても、数日間作業していれば普段使うサイトはすべて登録されてしまうだろう。

複数のログイン情報を登録したところ。Twitterのアイコンが2つ見えるが、同じサービスでも複数アカウントを登録できる

登録サービスのリスト表示やソートも

 もちろん手動で登録することも可能だ。

「True Key」のメイン画面で「新しいログイン情報を追加」をクリック

「役職」と書かれているが、ここには任意のサービス名(Facebook、Twitterなど)を入力する

 ログイン情報の削除や個別編集は「鉛筆」アイコンから。

メイン画面のサービス名アイコンの右上にある「鉛筆」アイコンをクリック

削除の他にサイト名を変更したりメモを書いたりできる。使用する家族の名前などを入れておくとわかりやすくなるだろう

「高度」な情報を選ぶと、個別にインスタントログインをオン・オフしたり、ログインのたびにマスターパスワードを求める設定にすることで、一層セキュリティを高められる

 ちなみに、パスワードジェネレーター機能を使って強固なパスワードを自動生成することもできる。新規で登録するサイトはもちろん、すでに登録済みのサイトも、より強固なパスワードに変更しておくといいだろう。

パスワードジェネレータのアイコン。メイン画面内、ログイン情報登録ボタンの右側だ

パスワードの長さや数字、大文字などの使用/不使用が選択できる

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