みなさん。これからは薄くいきましょう。財布の話です。「もともと財布の中身が薄い」と嘆いている方もいらっしゃるかと思います。わたくしもその一人であります。しかし、それでも財布は厚くなるのです。
財布はなぜ厚くなるのか。革の部分が重なるからです。さらにカードや硬貨も重なります。厚くなるとどうなるか。ポケットに入りにくくなるのであります。見た目もやぼったくなります。
では厚くない財布を買えばいいかというと、そう単純ではありません。お札や硬貨の類を入れると、結局厚くなったりすることも度々です。つまりお金やカードを入れても薄いままでいられる財布がのぞましいわけです。
そこで「abrAsus 薄い財布 アスキーストア限定カラー 黒×赤」です。「ひらくPCバッグ」と同じバリューイノベーションのSUPER CLASSICが「ポケットの中での快適さ」を追求して作ったこだわり財布であります。
サイズはおよそ幅95×奥行き98×厚さ7mm、広げるとおよそ210mm。重量はおよそ50gと、一般的な二つ折り財布よりも一回りコンパクトです。
なぜ薄い財布と名乗っているのか。折りたたんだときに革が重なる部分を極限まで減らしたり、収納するカードと硬貨が重なって厚くならないように、各パーツの配置を工夫しているのです。だから、ほんとうに薄いのであります。
コインポケットには、500円玉1枚+100円玉4枚+50円玉1枚+10円玉4枚+5円玉1枚+1円玉4枚の合計15枚、999円がぴったり入るサイズになっています。こまめに小銭を出しやすくするためにコインポケットを浅く設計しており、取り出しやすいです。
カード入れにも工夫があります。左右両方に切れ込みを入れ、両手でカードをスライドさせることによって、2枚目以降のカードも取り出しやすくなっているのであります。この切れ込みは可能な限り薄くする工夫でもあり、デザインと実用性を兼ねそなえたこだわりポイントです。
ちなみに紙幣を押さえる三角のベロの下に、小さなポケットもあります。いくら薄いとはいっても、家や自転車の鍵、お守りなどはどうしても財布にいれておきたい……という人もこれで安心です。
さて、「この財布だけじゃ、ぜんぶ入らないよ」という人もいらっしゃるかと思います。どちらかというと、これは「分ける」財布なのだと考えます。
たとえば買い物はカードで済ませるという人は、カードの使えないお店のポイントカードと、現金のみをこの財布にまとめる。そしてカード入れにクレジットカードやその他のカードを入れる、とか。スーツで移動するときは、現金とTポイントカードだけこれに入れて内ポケットにしのばせ、ポケットを膨らませないよう大きい財布をカバンにしまってしまう、とか。
すべてを集約しようとするのではなく、状況に応じて必要な現金とカードだけを「分けて」入れれば、とにかくコンパクト。ポケットに入れていることを忘れるほどスリムなこの財布が活きてくるというものです。
なお、アスキーストア限定カラーでは、ベーシックなブラックをベースに、革のコバ部分(側面)のみレッドにしてコントラストを効かせております。黒の中にチラッと見える赤が映えるデザインであります。
価格は1万4950円であります。気になった人は下のリンクからアスキーストアでぜひチェックしてください。