誤差たった1MBでもSo-net 0 SIMでは重要!?
一般的な感覚では、この程度の誤差であれば、面倒なユーザーサイトの「ご利用状況確認」は一切やめて、苦労せずにいつでも見ることのできるAterm MR04LNの液晶画面表示だけをチェックしておけばよさそうだが、So-net 0 SIMは、たとえわずか1MB超過しても、100MB超過と同等の100円(以下、すべて税抜)が加算されることとなる。
もちろん600MB使っても、支払額はたったの100円だから、決してほかのMVNOと比較しても、コスパは悪くはない。
しかし、今回はコスパなんていう“曖昧で中途半端な流行価値基準”で設定遊びをしているわけではないので、確実性も重要なのだ。
筆者も今回初めて知ったことだが、Aterm MR04LNを常時パワーオンしていて、自動的になってしまうレジューム状態などで放置しておくと、知らない間に1MBとか2MB程度のデータ通信が自然に発生しているようだった。
実質的に不要なデータ転送量を完全にゼロに押さえ込むことができるかどうか筆者にはよく分からないが、少なくとも目に見える数値的だけでも一切増加させたくないなら、Aterm MR04LNを強制的に「休止モード」状態にしておくことが確実だろう。
休止状態からの再スタートで、ほんの少しだけ時間とバッテリーは必要だが、本来ならまったく無料なので、1MB超えで100円を支払うよりも有意義かもしれない。
平均的に上限1GB程度までをごく普通に使う大人の余裕ユーザーなら、So-net 0 SIM をそこまで追い込んでアクセク使う必要はないだろう。
業界にもユーザーにも大きなインパクト
ほかの事業者も追従していくのか!?
500MBを超えても、100MBごとに100円の追加料金は数あるMVNOの中でも極めてリーズナブルだ。また5GBを超えそうでも、ユーザーサイトからチャージすれば、速度制限はあるが、100MB/500MB/1GBの単位で追加チャージも可能だ。
月500MBまで無料の0 SIM登場のインパクトは、ユーザーはもとよりほかのMVNOに与える影響も極めて大きいだろう。この月500MBまで無料の0 SIMの登場を追随するMVNOがもっとたくさん登場することを期待したい。
今回の衝動買い
アイテム:So-net 0 SIM(ゼロシム)
価格:無料(月間通信量500MBまで)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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