オーディオテクニカは1月22日、インイヤーモニターイヤフォン「ATH-E70」「ATH-E50」「ATH-E40」3製品を発表した。アメリカで開催中の世界最大規模の楽器展示会「The NAMM Show 2016」にあわせて発表されたもので、いずれも発売は4月15日を予定している。
ATH-E70はモニタリング用に最適化された、低中高3基のバランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載し、全音域を正確に再現するという。フレキシブルに調整できる専用ケーブル(長さはおよそ1.6m)により、長時間使用でも安定したフィット感を持続するとしている。
再生周波数帯域は20Hz〜19kHz、出力音圧レベルは109dB/mW、インピーダンスは39Ω。重さはおよそ9g(コードのぞく)。同モデルのみ、COMPLYフォームイヤピース(Mサイズ)が付属。予想実売価格は4万8000円前後。
ATH-E50はフルレンジ再生の1基のバランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載し、モニタリングしやすいフラットな音場を実現したというモデル。再生周波数帯域は20Hz~18kHz、出力音圧レベルは107dB/mW、インピーダンスは44Ω。重さはおよそ5g(コードのぞく)。予想実売価格は2万4000円前後。
ATH-E40は、12.5mm径のダイナミック型ユニット2基を搭載したモデル。相互変調を抑え広帯域再生を実現するという、独自開発のモニタリング用デュアルフェーズ・プッシュプル・ドライバーを採用した。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、出力音圧レベルは107dB/mW、インピーダンスは12Ω。重さはおよそ10g(コードのぞく)。予想実売価格は1万2000円前後。
すべてのモデルで、音響特性と耐久性を追求したという同社独自のコネクター(A2DC)を採用し、ケーブル着脱が可能。ケース、シリコンイヤピース(XS、S、M、L)、6.3mm変換プラグアダプターが付属するのも3製品に共通だ。