このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

ファッション捨てて実用性を選ぶならおススメ

最強ウェアラブル、活動量計「vivofit 2」は隙のないスペック

2016年01月19日 10時00分更新

文● 四本淑三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

vivofit 2はAmazonで実売1万円前後。そうお高いものではございません

 活動量計は、どれもイマイチ。2日おきに充電が必要だったり、防水が不完全で入浴前に外す必要があったり、挙句はリストバンドから本体が外れて行方不明になったり……。

 いま活動量計は、心拍センサーが付いているものと、付いていないものに大きく分けられます。そのうち後者の製品としては、今のところダントツと思われるのが、GARMINの「vivofit 2」です。

 ボタン電池を使って持続時間は約1年で、その間、充電の手間いらず。同じボタン電池を使う製品としては、JAWBONE「UP move」が約4ヵ月、Misfit「SHINE 2」が約半年というロングライフを実現していますが、その倍以上は持つわけです。

 さらに水深50mに耐える防水性能で、お風呂に浸かろうが泳ごうが全然平気。データの同期もワイヤレスなので、電池が切れるまで着けっぱなしでオーケーというもの。

 ただ、このvivofit 2の発売は2015年5月でした。なぜいままで試さなかったのか。その理由は後述しますが、実際に使ってみるとそれはまったく気にならず、むしろさっさと買えばよかったと後悔しています。これまでの活動量計に不満のある方には、間違いなくオススメの製品と言えます。

大きさ重さはさほど気にならず

 vivofitのパッケージには、本体装着済のLサイズのリストバンド、そしてSサイズのリストバンド、PCとワイヤレス接続するためのUSB ANT+スティック、そして日本語でしっかり書かれたマニュアルが付属します。

 本体は液晶画面付き。日光の下でも表示は鮮明。真っ暗闇でも長押しでバックライトが点灯するので大丈夫。本体の操作ボタンで、その表示は、ステップ(歩数)>ゴール(目標までの歩数)>距離(一日の積算値)>消費カロリー>時刻>日付と、循環的に切り替わります。

 ちなみにvivofit 2には、別売りのANT+対応のチェストベルト型心拍センサーの接続も可能。接続した場合は表示に心拍数も加わります。

 また、操作ボタンの長押しを続けることで、スタート(アクティビティーのカウント開始)、シンク(PCやモバイルとの同期)、スリープ(睡眠モード)、ペアと動作モードが切り替わります。ちなみに睡眠状態は自動判別するので、睡眠モードへの切替は必須ではありません。

 1年以上という長いバッテリーライフは、電池が2個入っているから。ちょっとずるい気もしますが、その代わり本体は分厚く、ほかより重い25.5g。MisfitのSHINE 2は8.5gですから、3倍くらい重い。それが常用のネックになるのではないかと想像し、これまで試用を避けていたわけですが、意外と気になりません。よく考えたら、腕時計で25g台なら相当軽い部類に入るわけです。

リストバンドから本体を取り外したところ。本体は4点ネジ止め式。本体左右両端のひっかかりが長く、リストバンドが伸びても脱落しにくい構造です

本体のフタを開けたところ。受け側は金属ナットでナメる心配なし。防水用の赤いシーリング材も見えます。電池はCR1632を2個使用

リストバンドは長さの調整が可能で、ノブ式のロック機構が付きます

ノブを回すと、こんな風にロックがかかります。ゆるゆるに装着しても外れません

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン