富士フイルムは1月15日、新開発センサーを搭載したプレミアムミラーレスデジカメ「FUJIFILM X-Pro2」を発表した。2月18日に発売する。
新開発の2430万画素センサーと新型画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載した新モデル。撮像素子はAPS-Cサイズ(ローパスフィルターレスタイプ)、従来機「X-Pro1」の1.5倍となる解像度にアップし、信号処理技術の改良によってISO 12800を通常感度として利用できるという。
X-Pro1にも搭載された光学式/電子式を切り替え可能なビューファインダー「ハイブリッドマルチビューファインダー」がさらに進化し、光学式ファインダーは装着レンズの焦点距離にあわせて倍率が変更できる。光学ファインダーの右下隅に小さく電子ビューファインダーを表示することも可能となった。
最高1/800秒、フラッシュ同調速度1/250秒が可能な新フォーカルプレーンシャッターを搭載した。マグネシウム合金ボディは各所にシーリングを施すことで防塵・防滴・耐寒性能を高めている。また、Xシリーズとしては初のデュアルSDカードスロットを採用する。
レンズマウントはFUJIFILM Xマウント、ハイブリッドマルチビューファインダーのほか、背面には3型液晶モニターを搭載。本体サイズは幅140.5×高さ82.8×奥行き45.9mm、重量は約495g(バッテリー、SDカード含む)。価格はオープンプライス。