ゲーミングPCとしてはミドルレンジに位置づけられる「GALLERIA XT」。しかしながらCPUにはIntel Core i7-6700(3.40GHz)、ビデオカードにNVIDIA GeForce GTX960 2GBを積んでいることからもわかる通り、そのパフォーマンスはかなり高いことが想像できる。
今回は、マシン全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」と「3DMark」を用いて、性能をチェックしてみた。
PCMark 8によるパフォーマンスチェック
総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」は通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回は「Home」、「Creative」、「Work」の3種類のチェックを行なった。
スコアは「Home」が「4422」、「Creative」が「5676」、「Work」が「4882」となった。印象としては「Work」については優秀なスコアだが、「Home」と「Creative」がゲーミングPCとして考えた場合、大きく劣るというほどではないが若干不安は残る。
「GALLERIA XT」はメモリを標準で8GBしか搭載していない。現状のスコアでもストレスを感じるということはないと思われるが、3D処理などを考えると、もう少し購入時のカスタマイズによりメモリーを増やしてもいいかもしれない。
3DMarkによるパフォーマンスチェック
ゲーミングPCとして気になるのはやはり3D性能だろう。そこで、GPUのパフォーマンスを測るため、3DMarkによるテストを行なった。
スコアは「Fire strike」が「6491」、「Sky diver」が「20324」、「Cloud gate」が「23573」となった。ハイスペックと比べるとやはり少し差が出るが、3Dゲームを稼働させるのに支障が出るレベルではない。これ以上高機能を求めると一気に価格も上がってくるので、おサイフ事情としても悩ましいところだ。
では実際のゲームを動かした場合はどうなのかが気になるところ。次回は、ゲームの定番ベンチマークソフトを動かした際の性能をチェックする。