美麗なグラフィックなどを用いるため、どんどん高いマシンパワーを要求される昨今のゲーム。その推奨される性能を、比較的お手頃な価格の13万円前後で実現したのが、ドスパラの「ガレリア」シリーズのミドルレンジマシン「GALLERIA XT」だ。
CPUにはインテル Core i7-6700(3.40GHz)を搭載し、ビデオカードにはNVIDIA GeForce GTX960 2GBを採用。3Dグラフィックなどをストレスなく表示できるポテンシャルを持ちながら13万円前後で購入できるのが魅力的なこの「GALLERIA XT」について紹介しよう。
筐体は以前紹介した「GALLERIA ZF」と同じガレリア専用のケースで、本体サイズは幅207mm×奥行き520.7mm×高さ450.2mmとかなり存在感のある大きさ。同じケースということで、高い拡張性などの特徴はハイエンドマシンと変わらないので、初期費用を低く抑えておいて、後々パワーアップしていくことを考えるのがいいだろう。
USBポートは前面にUSB 3.0が2つ、背面にUSB 2.0が2つとUSB 3.0が3つ、計7つが搭載されている。速度的に背面のUSB 2.0が2つというのが少々不満ではあるが、5つのUSBポートがあれば、通常接続する機器の数の上で困ることはほとんどないはずだ。外付けHDDやプリンターといった機器は背面のUSBポートに、前面のUSBポートはゲームで使うジョイスティックやコントローラなどを接続するといった使い方が考えられる。
「GALLERIA XT」の基本構成は次の通りだ。
「GALLERIA XT」の基本構成 | |
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CPU | Core i7 6700(3.40GHz) |
チップセット | Intel H170チップセット |
メインメモリー | 8GB(デュアルチャネル対応)、PC4-17000 DDR4 SDRAM |
グラフィックス機能 | NVIDIA GeForce GTX 960(2GB) |
ストレージ1 | 約2TB HDD |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェース | USB 3.0端子×5(TypeC×1)、USB 2.0端子×2、PS/2端子×1 |
映像出力 | HDMI端子×1、DisplayPort端子×1、DVI-D端子×1 |
拡張スロット | PCI Express x4×1、PCI Express x1×2 |
サウンド機能 | マイク端子、ラインイン端子、ヘッドホン端子、ラインアウト端子 |
本体サイズ | 幅207×奥行き520.7×高さ450.2mm(縦置き時、フット台含まず) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
価格 | 13万9946円 |
「GALLERIA XT」のケースには、外の空気を取り込む通気口が各面に施され、熱による不安定な稼働を抑える設計となっている。次回は、空気の流れを考慮したケース内部について解説する。