厚みわずか9.9mm、重さ約370gのコンパクトな本体
1920×1200表示対応! 8型Winタブ「LAVIE Tab W TW708/CAS」
2015年12月25日 10時00分更新
便利なアプリが盛りだくさん
LAVIE Tab W TW708/CASには、NEC純正アプリをはじめ、さまざまなアプリがプリインストールされている。マイクロソフトのOfficeも標準搭載しており、別途ソフトやライセンスを購入しなくてもWordやExcel、PowerPointなどを使って文書や資料を作成することができる。ちなみに、夏モデルには「Microsoft Office Home and Business 2013」が付属したが、LAVIE Tab W TW708/CASは「Office Mobile プラス Office 365 サービス」が搭載されており、1TBのOneDriveオンラインストレージや月60分のSkype無料通話なども利用できる。
純正アプリは、自分の興味にあったニュースを収集して配信してくれるニュースアプリ「My Tyme Line」、音声ナビアプリ「LAVIEボイス」、写真をスマホと簡単に共有できる「LAVIEフォト」など、実用的なアプリが盛りだくさん。サードパーティ製アプリも、写真の編集や加工が手軽に行える「CyberLink PhotoDirector Mobile」や、動画編集アプリ「CyberLink PowerDirector Mobile」など、便利なアプリが用意されている。
いずれのアプリも起動や動作は比較的快適で、もたつきを感じる場面はあまりなかった。また、スマートフォンや一部のタブレットが16:9のアスペクト比を採用しているのに対してLAVIE Tab W TW708/CASは16:10であり、横位置にしたとき天地のスペースが広くて余裕があるのも好印象。特に、Excelや前述の「CyberLink PhotoDirector Mobile」などを使っていると、LAVIE Tab W TW708/CASは一覧性が高く作業しやすいと感じた。
価格もサイズも手頃なWindowsタブレット
厚みわずか9.9mm、質量約370gというコンパクトな本体に、充実した機能を搭載する8型Windowsタブレット「LAVIE Tab W TW708/CAS」。ハードウェア自体は前モデルから大きな変更はなかったが、新OSのWindows 10や「Office Mobile プラス Office 365 サービス」の搭載で製品としての魅力は少なからず向上している。
NECの直販サイト「NEC Direct」では直販価格4万9800円(税別)で購入することができ、価格的にも値ごろ感がある。ストレージ容量が半分(32GB)の下位モデルなら、4万4800円(税別)とさらにリーズナブルだ。コスパを重視しつつも性能に妥協はしたくないという人は、ぜひ本製品も候補に入れてみてほしい。
| 主なスペック | |
|---|---|
| 製品名 | LAVIE Tab W TW708/CAS |
| 直販価格(税別) | 4万9800円(2015年12月22日現在) |
| CPU | インテル Atom Z3736F(1.33GHz) |
| メモリ | 2GB |
| ストレージ | 64GB フラッシュメモリ |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | 8型ワイド(1920×1200ドット) |
| オーディオ | ステレオスピーカー |
| ネットワーク | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 |
| インタフェース | Micro USB 2.0端子、Micro HDMI端子、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ端子 |
| 拡張スロット | MicroSDメモリーカードスロット |
| カメラ | 前面:約92万画素、背面:約500万画素 |
| センサー | GPS、加速度、地磁気、ジャイロ |
| バッテリー駆動時間 | 約8時間(Wi-Fi接続時) |
| サイズ/重量 | 約幅46.5×奥行き43.5×高さ28.0mm/約370g |
| OS | Windows 10 Home 32ビット |


















