コーヒーだって燻製材になる
第1回はアルミ鍋とティーバッグを使って燻製する技を紹介した。超おいしくなるのもあり、逆にまずくなるのもあった。今回は、さらにいろいろとチャレンジしてみる。燻製材にインスタントコーヒーからマリアージュフレールのルイボスティー、そして専用のスモークチップまでテスト。最後には、燻製でウイスキーをワンランクアップさせる技も紹介する。
いろんな燻製材にチャレンジしてみる
今回は、いろいろな燻製材にチャレンジしてみよう。さらに、利用するのは前回のアルミ鍋から変わって土鍋。これも100円ショップで購入してきたものだ。
最初の燻製材はコーヒー。ちょっと細かく挽いた豆を使ってみる。食材は、「金のウインナー」(354円)と「プレミアムベーコン」(75円)。砂糖を入れて、いつもどおり火にかけると、すぐにコーヒーのいい匂いが漂う。15分ほど燻したところ、いい感じに。ということで、コーヒーつながりで、インスタントコーヒーにチャレンジ。フレーバーがあったほうが面白いだろうということで、「プライベートクラブ インスタントコーヒー オレンジ」(500円)を使った。食材は、「くんさき」(138円)と「ジャッキーカルパス」(311円)。煙は出るがコーヒーの匂いがしない。焦げた煙の香りだけで、ちょっと悪い予感がする。
次は、銀座の「マリアージュフレール」で「ルージュサハラ」をゲット。バラとミントのフレーバーが素晴らしい、最高のルイボスティーだ。筆者的にはカフェインレスなら、世界一美味いと思っている。今回はコットンのティーバッグを3つバラして使ってみる。ちょっと気合入っているので、食材もおいしいと予想される「サラダチキン」(213円)をチョイス。プレーンタイプなので、岩塩と胡椒でちょっと下味をつけた。ハーブがあったら使ってもいいだろう。
普段飲みのジャスミンティーでもチャレンジ。台湾で買ってきた「天露香片茶」だが、賞味期限が迫っているので贅沢に投入した。食材は「ほっけの塩焼き」(330円)。30分ほど燻したが、あまり煙が出ない。砂糖が少なかったか?
(次ページでは、「燻製用のスモークチップを使ってみる」)
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