おでんやチョコシューも燻製にしてみた
燻製は美味しい。コンビニの食材は手軽。このふたつを掛けあわせて、手軽に安価に、そして美味しい燻製を楽しみたいもの。燻製と聞くと、機材やウッドチップなどが必要でハードルが高そうに思えるが、実は自宅にあるものでもOK。今回はフライパンや鍋とあり合わせのお茶で燻製する技を紹介しよう。
機材から燻製材まで100均で揃える
家庭で燻製するなら、フライパンと網があればいい。フライパンを汚したくないならアルミホイルを敷けば問題ない。ただし、フライパンはコーティングされていないものがいい。高級なフライパンをつかうと一発でダメになるので注意しよう。古くなって捨てるフライパンがあればベストだ。
筆者の家には古いフライパンがなかったので、100円ショップに買いに向かった。100円ショップでフライパンは見つかったのだが、あまりに浅く、燻製に使えない感じ。代わりに、深めのアルミ鍋を選んだ。金網もアルミ鍋と同じ口径のものがあったので買ってきた。フライパンや鍋と同じか、それよりも大きければどんな網でもいい。燻製材は、家にあるティーバッグでOK。紅茶でもお茶でも。なんならコーヒー豆でもいい。
燻る素材は水気を切る必要があるのでキッチンペーパーも用意。金網の目よりも小さい食材を燻製するために、ざるも購入した。鍋蓋も用意したが、大きい食材を燻製することを考えて、フタ代わりにもう1つ鍋も用意。これで準備完了だ。
セブン-イレブンで食べたいものを片っ端から買う
自宅に一番近いコンビニへ食材の調達へ向かう。気になる食材を片っ端からかごに放り込む。チーズやベーコン、ゆで卵は定番。チキンやウインナーもよさそう。焼き魚が何種類もあったので、それもチャレンジ。おにぎりはどうだろう。お菓子にもチャレンジしてみる。ポテトチップスに柿ピー、変化球でチョコシューも買ってみた。あとは、編集担当から試してみて、と言われていたおでんも一通り購入。酒のつまみ系も忘れずに。合計6000円近くした。
一般的な燻製は、食材に下味をつけてから燻すのだが、普段そんな暇はない。そのため、野菜とか卵とかの素の素材ではなく、元から味のついている商品を選んだ。
(次ページでは、「アルミ鍋にアルミホイル敷いてお茶を入れて点火!」)
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