EVFなしのコンパクトな50倍望遠機
キヤノン「PowerShot SX530HS」
2015年2月に発売された「PowerShot SX530HS」は、高倍率ズーム機の中では比較的コンパクトで軽く、持ち運びには有利な機種だ。量販店では2万円台中盤から3万円弱で購入可能。
35mm判換算で約24mmから1200mmまでをカバーする光学50倍ズームを採用。光学式の手ブレ補正機構を内蔵しているので望遠撮影でも安心だ。広角側ではレンズ前0cmのマクロ撮影が可能になっている。望遠側の最短撮影距離は約1.3mだ。
撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーを採用。有効画素数は約1600万画素となる。
撮影モードはシーン認識機能を持ったフルオートから絞り/シャッタースピード優先オート、マニュアルと一通り揃っている。エフェクト系も備わっていて普通のコンデジ感覚で使える。
望遠倍率の高いデジカメで困るのがフレーミングだ。ズームアップしていると周りが見えなかったり、どこを狙っているかが判断しにくい場合があるが、本機の「フレーミングアシスト」機能を使うと一瞬で広角側にズームし、どこを狙っているか、背面液晶にマスクして表示される。
また、人物の顔を認識して自動的に適切な焦点距離にズームし、大きさを一定に保つ機能を搭載や、動いてる被写体を狙っている際にフレームアウトすると、自動的に広角側にズームして被写体を捉えなおす機能など、慣れない望遠撮影でも便利に使える機能が搭載されている。
(次ページに続く、「最高感度でも実用的な画質 PowerShot SX530HSの画質をチェック!」
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