モバイルアプリ調査のエキスパートに聞く2016年市場
モバイルアプリ市場に新たなプラットフォーム台頭かApp Annieのデータで判明
2015年12月09日 13時00分更新
文● 吉田ヒロ
Windows Phoneは成功するのか
最後に、最近日本で話題になっているWindows Mobile(Windows Phone)について尋ねてみたところ、レヴィタス氏は「App StoreやGoogle Playのようにダウンロード数や売上、ユーザー属性などを日次で細かく調査しているわけではないが、Surface BookのようなデタッチャブルPCや、Surfaceのような2 in 1についてはiPadやAndroidタブレットの競合になる可能性は十分あり、注目しているとのこと。一方、Windows Phoneについてはシェアが10%に満たない状態で、モバイルアプリ市場ではまだまだ厳しい戦いを強いられるという見解でした。
Windows 10 Mobileのロック画面(左)とホーム画面(右)。ホーム画面は、Windows 10のスタートメニューのUIを継承している
日本国内でいち早くSIMフリーWindows Phone「MADOSMA」を投入したのはマウスコンピュータ。発売当初はWindows 8.1ベースだったが、もちろんWindows 10ベースにアップグレード可能。現在ではWindows 10 Mobileがインストールされた製品が販売されている
アクセサリーメーカーのトリニティが手がけるWindows Phone「NuAns NEO」。背面パーツを取り替えられるのが特徴
国内最安のWindows Phoneである「Katana01」は1万2800円(税別)。販売元はフリーテル(プラスワンマーケティング)