「ライカ SL」。シンプルデザインながらボディーのみで800g超という重量は、持つとズシっとくる
ライカカメラが10月20日に海外発表したミラーレス一眼「ライカ SL」。その日本でのお披露目発表会が11月6日に開催された。実機に触ることができたので写真で紹介しよう。
35mmフルサイズのCMOSセンサーを搭載。マウントはライカ Tシステムと共通
本体上部には高精細なサブモニターを搭載。装着されているレンズは新開発の「Leica Vario-Elmarit-SL 24?90 mm f/2.8 4 ASPH.」
本体背面。モニターの左右に4つのボタンがあり、メニューはそれで操作する
背面右上のダイヤルを押し込むことで撮影モード変更が可能
本体上部にはアクセサリーシューを搭載。マイクとおぼしき穴も見える
ライカ SLは同社初のミラーレス一眼で、35mmフルサイズセンサーを搭載。画総数は約2400万画素。画像処理エンジンには「Maestro II」を搭載し、秒間11コマの連写ができる。感度はISO 50000まで設定可能だ。
メニュー画面。4隅に項目が表示されるので、表示したい項目の近く(モニター枠外)のボタンを押す
静止画画質。最大24MPでの撮影が可能
ドライブモード、追従AFも利用可能で、最大11コマ/秒の連写ができる
ISO感度は50000まで設定できる
動画設定。4096×2160で24コマ、3840×2060で30コマの記録ができる
無線LANも内蔵しており、スマホアプリとの連携も可能だ
動画撮影も可能で、4K/30pの映像の記録もできる。ファインダーは「EyeRes」と呼ばれる440万画素のEVFを搭載し、背面には2.95型のタッチパネルモニターを装備する。
ボディーはアルミ削りだし。持った感じの質感は重厚感があってかなりいい
ボディーにはシーリング処理が施されている
カードスロットは2つ搭載。このあたりはプロ仕様
電池室は本体底面にある。このフタなしデザインもかっこいい!
ライカのさまざまなレンズを使用可能。さらに新レンズ3本も投入する
マウントはライカ Tシステムと共通で、ライカ SL/ライカ Tレンズはそのまま装着可能。そのほかのレンズもマウントアダプターを介すことで装着でき、ほぼすべてのライカレンズを装着できるという。
日本での発売は11月下旬の予定で、予想実売価格はボディーのみで約99万円。価格的にも、コンセプト的にもプロ向けを狙った製品だが、ライカ好きな個人ユーザーにも受けそうな製品だ。