ハイアールアジアは10月29日、「AQUA(STAR WARSシリーズ)新製品発表会」を開催。同日12時より予約を受付ける「R2-D2型移動式冷蔵庫」や、ダース・ベイダーのマスク型の「マスク保冷庫」など、「スター・ウォーズ」シリーズのキャラクターを採用した商品のお披露目を実施した。
発表会では、代表取締役社長兼CEOの伊藤 嘉明氏が登壇。「家電業界は非常に苦戦しています。そういう今の現状を何とかしたいと思っています。我々が掲げる事業戦略は『家電を利用した新しいビジネスモデルの構築』『既存分野での革新的商品の提供』『家電の嗜好品化』の3つです。これに則した形で商品を開発し、発表してきました」と挨拶した。
また、「日本の家電業界は昭和30年以降変わっていません。もちろん技術革新はたくさんありましたが、新製品へのワクワク感はもうありません。このワクワク感をもう一度取り戻すために、私が掲げたテーマが『日本覚醒』です。荒唐無稽だよと言われてもいいんです。誰かが言わなくてはいけないんですから、私が担います」と述べた。
続いて伊藤氏が「待ちきれないイベントが日本、いや世界中にやってきます」と述べると、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の予告編が流れた。続けて、スター・ウォーズのテーマソングが会場に流れ、R2-D2型移動式冷蔵庫が登場。伊藤氏の元へまっすぐ移動していった。
好きで、欲しいから作っちゃいました
伊藤氏は「私はスター・ウォーズのファンで、映画大好きなんです。このR2-D2、欲しいから作っちゃいました。いいじゃないですか、そんな会社があったとしても。今登場したR2-D2は初号機です。こちらは2015年6月に発表したもので、これを見せるために皆さんをお呼びしたのではありません」とコメント。「量産型も作っちゃいました」と伊藤氏が言うと、R2-D2型移動式冷蔵庫が3台登場してきた。
「色など、ディティールすべてこだわりました。ワクワクしたいところ、ワクワクさせたいところに“本物”のR2-D2をお届けします。作ってる我々もワクワクします。また、みなさんにもワクワクしてもらいたい。だから作ったんです」と紹介した。
また、「このR2-D2は、ルーカスフィルム、ディスニーと何度も打ち合わせして忠実に再現しています。そして全て“メイド・イン・ジャパン”です。日本の叡智を集結させて作っています」と説明した。
頭部にプロジェクターを内蔵!
R2-D2型移動式冷蔵庫は、胴体部分に保冷機能を内蔵し、缶やペットボトルなどの飲料を保冷する移動式冷蔵庫。頭部にプロジェクターを内蔵し、Miracast対応デバイスに表示した映像を投影することができる。映画に登場するR2-D2の効果音や首の動き、LEDの点滅も再現しているのが特徴だ。付属の赤外線式リモコンを使用して操作すれば、前後左右旋回走行ができる。
価格は107万7840円。10月29日より専用スペシャルサイトなどで予約受付を開始し、12月中旬より予約受付を開始する。
© & TM Lucasfilm Ltd.
(次ページ「ダース・ベイダーのマスクが保冷庫に!」へ続く)