インテル セキュリティは、同社による2015年版「インターネット検索で最もリスクの高い有名人」の結果を発表した。昨年の第1位は米国の人気司会者ジミー・キンメルだったが、今年はエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)のDJ アーミン・ヴァン・ブーレンがトップにランキングされたという。
同調査は今年で9年目。これまでも同社は俳優やコメディアン、ミュージシャンなどポップカルチャーの有名人のインターネット検索リスクを調査し、その結果を発表してきた。
同社は、「サイバー犯罪者は、さまざまな賞の授賞式、TV番組、新作映画、音楽アルバムのリリース、有名人カップルの破局などのポップカルチャー イベントへの一般人の関心を悪用する方法を常に探しています。このようなサイバー犯罪者は、一般人の関心を悪用して、マルウェアを潜ませたサイトに誘い込み、パスワードや個人情報を盗みます」と説明。今回の調査では、音楽の無料ダウンロードやミュージックビデオの検索が特にリスクが高いことが判明したという。
中でも「有名人の名前+無料mp4」「有名人の名前+Torrent(ファイル配布ソフトウェア)」といった単語の組み合わせは頻繁に使用されるため、注意が必要だとしている。なお同社が明らかにした今回の調査結果トップ10は以下の通り。