屋内/屋外/リモート用、低コスト/高セキュリティの無線LANソリューションを拡充
フォーティネットの企業向けWi-Fi AP、新たに5機種を追加
2015年09月11日 06時00分更新
フォーティネットは9月9日、企業向け無線LANアクセスポイント(AP)シリーズ「FortiAP」の新たな製品ラインアップとして5機種を追加した。屋内用/屋外用/リモート用の各モデルがあり、同日より国内提供を開始している。
FortiAPは、同社のUTMアプライアンス「FortiGate」が標準で内蔵する無線LANコントローラー機能に対応したAP。コントローラーや追加ライセンスを別途購入する必要がないためコスト性が高く、有線/無線/リモート(VPN経由)に同一のセキュリティポリシーを適用できる点が特徴。
屋内用APは、2x2 MIMOで300Mbps/867Mbpsスループットの「FortiAP-223C」、3x3 MIMOで450Mbps/1.3Gbpsスループットの「FortiAP-321C」の2機種。いずれも2ラジオ搭載で2.4GHz/5GHz帯、IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応。223Cは外部アンテナの接続が可能。また321Cは、既存製品で同等の無線パフォーマンスを持つ320C(アップリンク冗長)よりも低価格な製品。
屋外用AP「FortiAP-112D」は、1x1 MIMOで最大150Mbpsのエントリー製品。1ラジオで2.4GHz/5GHzの切り替え式、802.11a/b/g/nに対応。PoE受電ポートとPoE給電ポートの2つを備えており、Webカメラなど他のPoE製品への給電ができる。
リモート用APは、2.4GHz(802.11b/g/n)/2x2 MIMOで最大300Mbpsの「FortiAP-21D」、2.4GHz/5GHz(802.11a/b/g/n)の2x2 MIMOで最大300Mbpsの「FortiAP-25D」の2機種。21Dは小型軽量でUSB給電に対応しており、有線LANポート経由で有線デバイスも接続可能。25Dはテーブルタップ型のデザインで、4つの有線LANポートを備えている。