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大人の夏休み自由研究 第2回

トラブル頻発! Windows 3.1まで全10OSを同時起動した結末はいかに!?

2015年08月13日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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初のコンシューマ向けOS、Windows 98

 筆者がライターデビューした1998年に登場したWindows 98。コンシューマー向けに設計された最初のWindowsで、PCがブレイクしたのはWindows 98のおかげともいえるだろう。翌1999年にはWindows 98 SE(セカンドエディション)が発売された。アナログの電話回線でインターネットに接続していたころのOSだ。なお、Windows 98まではMS-DOSベースとなっている。

 Windows 98は起動ディスクからMS-DOSを起動し、CD-ROMドライバーを認識させ、インストールディスクのsetup.exeを実行する。Windows 2000では苦労した「VMware Tools」も、あっけなくインストールでき、利用できる環境が整った。

Windows 98の起動ディスクから起動する

FDISKやFORMATで領域を確保したら、「setup.exe」を実行する

漢字変換キーを押してキーボードを選択する

Windows 98のセットアップが始まる

インストールは完了するが、色数や解像度が低い

「VMware Tools」をインストールする

Windows 98の起動ロゴ

Windows 98が起動できた

世界を変える衝撃を与えたWindows 95

 1995年に登場したWindows 95は、衝撃的なインパクトを放った。使いやすいGUI、プラグ&プレイで多彩な周辺機器がラインナップ、ファイル名規制の緩和などが特徴。発売日は秋葉原でどんちゃん騒ぎのイベントが起きるほどの人気を集めた。DOSユーザーの多くは、95でWindowsデビューを飾ることになったのだ。

 インストールには、こちらも起動FDを利用する。しかし、Windows 95専用のディスクが見当たらないので、98用のディスクを利用した。また、「VMware Tools」はインストールできたのだが、VGAドライバーは手動でインストールする必要があった。

Windows 98の起動FDから起動し、FDISKを実行する

大容量ディスクのサポートは「No」を選ぶ

プライマリーパーティションを作成し、フォーマットする

光学ドライブ上の「setup.exe」を実行する

「ESC」キーを押してセットアップを続行する

インストールの下準備が始まる

何度か再起動し、インストールが進む

Windows 95のロゴ

「VMware Tools」をインストールする

VGAドライバのインストール方法が表示される

Windows 95が起動するので、コントロールパネルから画面のプロパティを開く

ディスプレーの詳細からデバイスを選択し、ドライバーをインストールする

色数や高解像度が高く設定できるようになり、Windows 95がきちんと起動した!

次ページでは、「Windowsの原点バージョン3.1をインストール

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