ドコモとau版のiPhoneは下り最大225Mbpsに対応か?
SIMロック解除義務化も今回から始まるはず
スピーディー ネットワークを中心に国内特有の話もしておこう。
ドロイド iPhone 5sではauのプラチナバンドに対応、iPhone 6ではTD-LTEやキャリアアグリゲーションに対応したというのが実用的にも大きかった。今年はそういう変化はないと思います。
カリー そうなのかー。最近は各キャリアの状況も一段落してきたのか、通信速度が話題になることも少なくなってきましたね。
ドロイド ただし、iPhone 6/iPhone 6 Plusは、LTEの対応がUEカテゴリー4というものまでで、下りの通信速度は最大150Mbpsでした。新iPhoneでは最新のAndroidスマホと同様に、カテゴリー6に対応する可能性が高いので、その場合は下り最大300Mbpsのサービスが利用できるようになる。ドコモとauは一部エリアで下り最大225Mbpsのネットワークを今春から提供しているから、その速度が体感できるかもね。
カリー ソフトバンクは?
スピーディー ソフトバンクは周波数の関係で、今夏以降に一部地域で下り最大187.5Mbps対応を開始予定。
カリー どのくらいのエリアで使えるのはよくわからない部分もあるけど、速くなるのはうれしいですよね。
ドロイド あとは今春からiPhoneでも利用可能になったVoLTEにも当然対応すると思います。VoLTE対応機種のユーザーがさらにガツンと増えるので、VoLTEならではの高音質で通話できる機会はかなり増えてくるはず。異なるキャリア間でのVoLTEが、まだ対応していないのは今も同じだけど……。
スピーディー もう1つ忘れてはならないのはSIMロック解除の義務化。
カリー やった! 新iPhoneもSIMロック解除できるようになるんですね。
ドロイド 多分ね。もしiPhone 6と同じく、新iPhoneも3キャリアで共通のハード仕様だったとすると、キャリア間の移行も比較的簡単になるはず。ただし3キャリアとも、不正利用防止のためにSIMロック解除ができるのは購入から半年後。ドコモだけは過去にSIMロック解除をしたことがある回線で、前回のSIMロック解除から半年以上経っている場合は、購入日から可能なのですが。
スピーディー 少しややこしい。海外で現地SIMを使いたい場合は、基本的に購入から半年待たないといけないってことだね。
ドロイド ただ、購入から半年経ったら、キャリアを移動しやすくなるとすると、今年は各キャリアとも各種キャンペーンやプランの中身が少し変わるかもしれない。そのへんは各キャリアから発表され次第、アスキースマホ総研やASCII.jpでどこよりも早く詳しく解説していく予定です!
アスキースマホ総研の予想と妄想
・ネットワーク面では下り最大225Mbpsのに対応の可能性大
・SIMロック解除義務化で販売モデルに変化があるかも!?
(次ページでは、「欲しい新型iPhoneをイラストで表現!」)
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