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myrmecoleonの「グラフで見るニコニコ動画 第2期」第7回

初コミケの刀剣乱舞は? アイマス・ハイキュー!!・弱ペダ・ヘタリアは増加!

コミックマーケット88の二次創作人気を調べてみた&pixivデータで次回予想も

2015年08月10日 18時00分更新

文● myrmecoleon 編集●村山剛史/ASCII.jp

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次回コミケ89予想――刀剣乱舞・東方・ラブライブ!は増加
艦これ・アイマス・黒子・弱ペダは減少

 上記をふまえて最近の投稿数を見てみましょう。グラフ5では7月のpixivのイラスト投稿数(前述の補正済み)とコミックマーケット88のサークル数を比較しています。今度は前期アニメで話題の高かった「血界戦線」と、大ヒット中のゲーム「スプラトゥーン」も載せてみました。

(C) 2015 Nintendo

 次回コミックマーケット89の申し込みは8月中ですので、今期アニメの評価やコミックマーケット88中の発表などにも左右されますが、おおまかな傾向はつかめると思われます。

 増加が明らかなタイトルとしては次回から独立ジャンルコードとなる「刀剣乱舞」。最近はあまり良くない話題もありますが、継続して人気が高いです。増加規模は推定できませんが、コミックマーケット89ではおそらく1000サークル以上、あるいは2000サークルを超えるかもしれません。

 「東方Project」はグラフをみるかぎりでは増加の傾向ですが、本連載では毎回増加を予想して減少しています。そろそろ下げ止まるかもしれませんが、コミックマーケット89も「刀剣乱舞」と同じ日となるので増加するとしても大きくは増えないでしょう。「艦隊これくしょん」は微減の見込み。今回と同様、男性向けが落ち込むのでしょうか。

 「ラブライブ!」は劇場版が6月に公開、現在も投稿が盛んです。グラフ4で逆の結果が出ているため予想が難しいですが、素直に読むとサークル数増加、少なくとも大きくは減らないのではないでしょうか。

 また「アイドルマスター」はシンデレラガールズ2期が放送中ですが、1期と比較すると若干勢いは弱いかもしれません。今回は7月いっぱいの数字を使用しているため、7月から始まった夏アニメのなかでも17日スタートと比較的放送開始が遅かった影響かもしれません。グラフからはサークル数減少が見込まれます。

 「刀剣乱舞」以外のこれまでの女性向け人気作品、「ハイキュー!!」「黒子のバスケ」「弱虫ペダル」「進撃の巨人」「TIGER&BUNNY」は軒並み減少の見込み。

 「ハイキュー!!」は7月に映画で総集編が公開、10月からテレビアニメ2期放送の見込みですので、それを見込んでの申し込みはあるかもしれません。

無料配信中の「血界戦線」10.5話特別編

 「ヘタリア」「VOCALOID」については補正のため以前のグラフよりはかなり近い位置となっています。見込みとしてはどちらも増加ですが、ほぼ現状維持か、大きくは増えないでしょう。

 「血界戦線」はテレビアニメでヒットしており、刀剣乱舞ほどではないでしょうが冬コミでもサークル数は増えるかと思います。また同様に新しいタイトルではゲームの「スプラトゥーン」がpixivのイラスト投稿でもヒットしており、規模は大きくないとしてもサークルは出てくるでしょう。

グラフ4と同様、8月上旬時点で見られるpixivの関連タグのイラストのデータを収集し、2015年7月の投稿の各作品関連タグが付いたイラストをまとめて集計したもの。透過している緑色がpixivの投稿数。pixivの投稿数は左軸、コミケのサークル数は右軸。同じく左右の軸はおおむね両値の比の平均に近くなるように調整している

 前回までの調査で、近い時期のpixivの投稿数からある程度次回の各作品のコミケ申し込み規模が推定できることが分かり、また前回の考察から補正を加えてみたところ、より高精度に次回のコミックマーケットのサークル数増減を予想できているのではないかと思います。

 今回もある程度外すと思いますが、どのような外し方をしているかを見ることでコミケとpixivの二次創作の関係などが読み取れるでしょう。

イベント告知

 冬コミ新刊の「ニコニコ動画統計データハンドブック2015」はCOMIC ZINさんにまだ委託中です。通販もやっていますのでこちらでお求めいただくと手軽です。今回取り上げた夏コミも1日目金曜・東プ-24bで参加。今回の新刊は海外の二次創作動向などを調査した本を出します。

 米沢嘉博記念図書館では企画展示「赤塚不二夫生誕80周年 赤塚キャラ誕生のひみつ 展」が開催中。9月21日には漫画家の田中圭一先生をお呼びしたトークイベントも開催します。ぜひご来館ください。


~赤塚不二夫生誕80周年~ 赤塚キャラ誕生のひみつ 展

6月19日(金)より開催

 愛嬌いっぱいで、一目で覚えることができる赤塚不二夫のキャラクターたち。そのインパクトと存在感は、豊かなキャラクター文化をもつ日本の中でも、ひときわ重要です。2015年は、赤塚不二夫の生誕80年。本展示では、赤塚不二夫の生誕を祝うとともに、赤塚キャラクターたちの生誕を祝い、チビ太、アッコちゃん、イヤミ、バカボンのパパ、ニャロメ、ベラマッチャ、ウナギイヌ、そして赤塚不二夫自身などのスターキャラクター誕生のルーツを紹介します。

■会場:米沢嘉博記念図書館 1階展示コーナー
■期間:2015年6月19日[金]~2015年10月4日[日]
特別整理などで休館する場合あり。公式サイト、もしくは開館日に電話にて要確認。

■主催:明治大学 米沢嘉博記念図書館
■企画協力:株式会社フジオ・プロダクション
■協賛:株式会社復刊ドットコム
■協力:川口 貴弘(takdesign inc.)、名和 広
■問い合わせ:米沢嘉博記念図書館
 〒101-8301 東京都千代田区猿楽町1-7-1
 TEL:03-3296-4554

会場は東京都千代田区の明治大学 米沢嘉博記念図書館。コミックマーケット前代表の故・米沢嘉博氏が蒐集したサブカルチャー資料などを収蔵する。また、期間限定ながら直近のコミケで収集された見本誌を閲覧できるレアな場所でもある

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