このページの本文へ

テキストデータの解析ニーズに応え、PoCの短期化を実現

UBIC、人工知能プラットフォーム「AIインキュベーター」提供

2015年07月27日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 7月24日、行動情報データ分析を行なうUBICは人工知能によるソリューション開発プラットフォーム「AIインキュベーター」を発表。同社のデータサイエンティストが行なってきた人工知能による解析作業をユーザー自身が自ら行なえるようになるという。

AIインキュベーターによる解析結果(例)

 UBICは国際カルテルの調査や連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)に関する調査、知財訴訟、PL訴訟などで要求される電子データの証拠保全、調査・分析を行なうeディスカバリー(電子証拠開示支援事業)やデータの調査を行なうフォレンジックを提供する。2009年には企業内の電子証拠開示に利用できる「Lit i View」を自社開発し、クラウドサービス「UBIC Intelligence Cloud」として提供すると共に、アジア言語に対応した「Predictive Coding」を独自開発している。今回発表されたAIインキュベーターはユーザー自身が自らデータの解析を行なえるよう、さまざまなテキストデータの解析ニーズに対応するソリューション開発プラットフォームとして提供される。

 AIインキュベーターでは、1つのデータに対して、さまざまな観点からの解析を可能にし、人間の判断を人工知能に反映させるプロセスを容易に行なえるようになる。また、解析結果はスコア化やレーダーチャートなど見やすい表示が可能で、報告書などにも利用可能。少量データのプレPOC(Proof of Concept)を無償提供するほか、2~3ヶ月の有償PoCで製品・サービスの具体化の分析、モデルの設計・実証、ビジネススキーム設計などを実施できる。さらに有償PoC完了後は、開発基本契約を締結の上、製品の開発を行ない、最終製品を納入するというフローになる。

 同社では業務効率の向上、リスク管理や危険予知、マーケティング/リコメンデーションで活用を見込んでおり、監査や知的財産など同社が得意とする領域のほか、ヘルスケアや小売、Web/SNSなどに適用領域を拡げていきたいという。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ビジネス・開発

    いますぐ捨てたいITサービスは? AI推しにそろそろ飽きてません? 情シスさんのホンネを「ゆるっとナイト」で聞いた

  2. 2位

    ITトピック

    「AI導入で人員を減らしても収益は増えない」その理由/「専任情シス不在」中小企業の3社に2社/ユーザーアカウント流出が加速、ほか

  3. 3位

    エンタープライズ

    基盤も古いし、コードも酷い! そんなクエストにGitHub Copilotで試行錯誤しまくった「みんな」こそ最高

  4. 4位

    Team Leaders

    Power AutomateでSharePoint APIを使う ― SPOリストを自動作成するフローを作ろう

  5. 5位

    sponsored

    完全自動運転の実現へ、チューリングが開発基盤にGMO GPUクラウドを選んだ理由

  6. 6位

    ソフトウェア・仮想化

    日本の自治体がみんな使っている「ManageEngine」 IT運用のすべての課題解決を目指す

  7. 7位

    クラウド

    「すでに開発コードの4分の3はAI生成」 Google Cloud CEO、エージェント時代の戦略を語る

  8. 8位

    ソフトウェア・仮想化

    AIエージェントを野放しにしない ― ServiceNowは“AI司令塔”で自律とガバナンスを両立

  9. 9位

    ビジネス・開発

    「粗悪記事」「ゼロクリック」「搾取」からクリエイターをどう守るか? AIに強いnoteが挑む創作エコシステム

  10. 10位

    TECH

    「蟻の一穴」となるリモートアクセスVPNの脆弱性 ZTNA/SASEはなぜ必要か?

集計期間:
2026年05月12日~2026年05月18日
  • 角川アスキー総合研究所