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静音性抜群の水冷ユニット一体型グラフィックスカード

この夏PCゲームにハマるなら、G-Tuneの「Radeon R9 Fury X」搭載モデルがオススメだ！

文●鈴木誠史／ASCII.jp

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ベンチマークで実力をチェック
最新3Dゲームの「非常に快適」なスコアを軽く超えた

　ベンチマークで実力を試す前に、「NEXTGEAR-MICRO im550PA6-SP2」の構成をおさらいしよう。CPUは"Devil's Canyon"ことCore i7-4790K（4.0GHz／最大4.4GHz）で、メモリーは16GB、ストレージは2TB HDDを搭載する。グラフィックスはRadeon R9 Fury Xだ。

　まず、Windows 7のシステム評価ツール「Windowsエクスペリエンス インデックス（WinSAT.exe）」を実行してみたところ、次のような結果になった。Windows 7の最高スコアは「7.9」なのだが、プロセッサーとメモリーともに「7.8」、グラフィックスに関しては最高スコアの「7.9」が出た。

プロセッサ7.8
メモリ7.8
グラフィックス7.9
ゲーム用グラフィックス7.9
プライマリディスク5.9

　次に、GPUによるOpenGL描画性能とCPUによる3Dレンダリング性能を計測する「CINEBENCH R15」を計測したところ、OpenGLの描画性能は150.39fpsとさすがにかなり優秀で、3Dを快適に利用できることを示している。CPUのレンダリング性能は840cbと、こちらも高い結果が出た。

「CINEBENCH R15」のベンチマーク結果を、Core i7-4790K、GeForce GTX 980搭載の「NEXTGEAR i640PA5-SP」と比較。OpenGLの描画性能は「NEXTGEAR-MICRO im550PA6-SP2」のほうが高い

　マシンの総合的な性能を評価する「PCMark 8 HOME CONVENTIONAL 3.0」と、3D性能を計測する「3DMARK」も試してみたところ、「PCMark 8」は「3916」と高いスコアが出ている。3DMARKで最も負荷の高い「FIRE STRIKE」では、「12911」という数値が出た。この数値はCore i7-4790K、GeForce GTX 980搭載パソコンでの結果（11135）よりも高かった。

「PCMark 8 HOME CONVENTIONAL 3.0」のベンチマーク結果は「3916」。「4K gaming PC」レベルのスコアとは200ほどの差しかない！

「3DMARK」のベンチマーク結果

「FIRE STRIKE」の結果を、Core i7-4790K、GeForce GTX 980搭載の「NEXTGEAR i640PA5-SP」と比較。どちらも1万を超える高いスコアだが、2000ほどの差が出た

　4月末に登場した「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」も試してみた。空を滑空するシーンや水辺、激しいボス戦など派手なグラフィックスが次々と表示される。これを最高品質設定で試すと、結果は「11675」で「非常に快適」という評価が出た。7000以上のスコアで「非常に快適」となることを考えると、「非常に快適」の中でもかなり高いスコアが出ているということになる。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果は「11675」。7000以上で「非常に快適」となる。FIRESTRIKEとは反対に、こちらのスコアは「NEXTGEAR i640PA5-SP」のほうが高かった

Fury Xの高い性能と水冷による静かさを体験するなら
「NEXTGEAR-MICRO im550PA6-SP2」がオススメ

　「NEXTGEAR-MICRO im550PA6-SP2」は、Fury Xの搭載により高い性能と優れた静音性を両立したゲーミングパソコンだ。Fury Xと冷却性の高いケースを採用する「NEXTGEAR-MICRO」の組み合わせなら、温度が高くなる夏場でも心配なくゲームをプレイできそうだ。そして、23万7384円（税込）という価格はお得ではないだろうか。（CPUやメモリー、ストレージの構成次第ではあるが）他メーカーのFury X搭載パソコンの多くは30万円近いものだった。

　「NEXTGEAR-MICRO」シリーズには同価格帯のGeForce 980 Ti搭載モデル「NEXTGEAR-MICRO im550PA6-SP3」もあるが、水冷による静音性の高さを重視するなら、Fury X搭載モデルの「NEXTGEAR-MICRO im550PA6-SP2」をおすすめしたい。

マウスコンピューター／G-Tune

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