パロットは7月16日、小型ドローンシリーズ「MiniDrones」の第2世代製品として、飛行型の「Airborne」、地上走行型の「Jumping」、水面を走行する「Hydrofoil」を発表した。発売は9月を予定している。
パロット JPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターのクリス・ロバーツ氏が新製品発表会に登壇 |
MiniDronesシリーズは全世界で60万台以上販売しており、これが新世代機種の開発を後押ししたという |
LED点灯やブロック玩具の装着が可能に!
飛行型ミニドローン「Airborne」
「Airborne Night」 | 「Airborne Cargo」 |
重量わずか63g(ハル非装着時は54g)の飛行型ミニドローン「Airborne」は、LED搭載で暗い場所での飛行が可能な「Airborne Night」と、ブロック玩具などの装着が可能な「Airborne Cargo」の2モデルがある。価格はNightが1万9224円、Cargoが1万4904円だ。
640×480ドットの静止画を記録できる下向きカメラを搭載する。
3軸加速度計と3軸ジャイロスコープ、さらに地面の写真を16ミリ秒単位で比較することで位置を補正する機能などにより、安定した飛行が可能だという。オートパイロット機能も活用できる。最大4mのフライト高度を分析する超音波センサーや圧力センサーも搭載しており、機体を放り投げると、センサーが動きを検知し、自動的にエンジンが起動、飛行する。
最大通信距離は20m | Airborne Cargoは本体上部やプロペラ下にブロック玩具を装着でき、機体を好みにカスタマイズできるという |
最高時速は18kmで、最長9分間の飛行が可能。1GBのフラッシュメモリーを搭載する。操縦はスマートフォンまたはタブレットの専用無料アプリ「FreeFlight 3.0」で行なう。Bluetooth Smart経由で機体と接続する。
「FreeFlight 3.0」での操縦画面 |