このページの本文へ

リコーの高級コンデジ「GR II」登場! ほとんどの設定をリモートで変更可能に

2015年06月18日 10時00分更新

文● ハシモト/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
「GR II」

「GR II」

 リコーイメージングは18日、高級コンパクトデジタルカメラ「GR II」を発表した。7月17日発売予定で、予想実売価格は10万円前後。

 銀塩カメラ時代から続くGRシリーズは、デジタル化された「GR DIGITAL」(IVまで登場)を経て、2013年にはリコーとペンタックスの統合を機にリニューアルされた「GR」が登場。APS-Cセンサーを採用したことで大きな注目を集めた。

本体上面。アクセサリーシューの下が盛り上がっており、そこに無線LANモジュールを内蔵する

本体上面。アクセサリーシューの下が盛り上がっており、そこに無線LANモジュールを内蔵する

本体背面。3型(128万画素)のモニターを搭載する

本体背面。3型(128万画素)のモニターを搭載する

 今回発表されたGR IIと従来のGRは、基本的なハードスペックはほぼ変わらない。有効1620万画素のローパスフィルターレスAPS-Cセンサーと、18.3mm(35mm判換算で約28mm)、F2.8~16の単焦点レンズを搭載。

 最大の進化ポイントは無線LANおよびNFCへの対応で、スマートフォンなどからリモート撮影が行なえる。

ほとんどの撮影に関する設定をリモートで行なえる「GR Remote」。設定できないのはフラッシュ関連(オン/オフなど)ぐらいとのこと

ほとんどの撮影に関する設定をリモートで行なえる「GR Remote」。設定できないのはフラッシュ関連(オン/オフなど)ぐらいとのこと

 本機用に開発されたウェブアプリ「GR Remote」では、基本的な撮影設定はもちろん、(モードダイヤルの)撮影モードから本体設定まで、ほとんどの項目をスマホなどから変更可能。撮影画像の閲覧や転送が行なえるスマホアプリ「Image Sync」にも対応する。

 撮影機能に関してはチューニングが施されており、RAW現像において周辺光量設定(ノーマル/オリジナル)や、インターバル合成時のRAWでの保存、「CTE」と呼ばれる色成分を強調するホワイトバランスモードの選択などが可能。さらに、エフェクトについても「雅」「HDR調」など6種類が追加され、計17種類の利用が可能となっている。

初回生産限定セット

初回生産限定セット

 なお、本機の発売を記念して、ハンドストラップやケース、レンズキャップがセットになった初回生産限定セットを2000台限定で販売する。予想実売価格は11万円前後だ。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン