ネットワークの未来を描く「Interop Tokyo 2015」レポート 第6回
最新の「Z9100-ON」はじめオープンネットワーキング対応スイッチを展示
OSを選べるデルのスイッチ!25GbEの伝送デモも披露
2015年06月12日 09時43分更新
Interop Tokyo 2015のデルブースでは、先日発表されたばかりの100GbE対応のファブリックスイッチ「Dell Networking Z9100-ON」が披露された。Z9100では、10/25/40/50/100Gbpsのマルチレートに対応しており、搭載されているQSFPポートでは、ブレイクアウトケーブルを使うことで40GbEを10GbEに、100GbEを25GbEに分割できる。
会場では業界で唯一25GbEをサポートしているイクシアの装置を用いて、25GbpsのトラフィックをZ9100に伝送するデモが披露された。オプティックスとケーブルを含めて、2000ドルという価格を目指しており、価格面でも大きなインパクトがありそう。サーバーでの25GbE対応も進めており、データセンター内での高速なインターコネクトとして、すぐに活用できる状態になっているのも大きい。
デルはスイッチ上に動作するOSやチップを選択できるオープンネットワーキングの戦略を推進しており、x86サーバーと同じOSとハードウェアを選択できるエコシステムを構築している。今回デルブースに展示されていたSシリーズでも、デフォルトのDell Networking OS 9.xのみならず、Cumulus NetworkやIPFusionなどのOSが選択できるという。
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