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コンパクトながら多機能なミラーレス機「Nikon 1 J5」を徹底レビュー!

2015年05月18日 12時00分更新

文● 周防克弥、編集●ハシモト/ASCII.jp

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キット付属レンズの画質もチェック!

「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM」の広角側(左)と望遠側(右)。ズーム途中では多少の前後はするものの、最広角側と最望遠側とではあまり長さは変わらない

 最後に、レンズキットに付属する「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM」の画質も見ておこう。

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM(広角側)

F3.5

F3.5

F4.0

F4.0

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

F11

F11

F16

F16

 広角側は絞り開放から中心部が十分にシャープで解像力も高い。ただし、周辺部での収差が目立つ。周辺部の画質が落ち着くのはF8.0くらいまで絞る必要があるが、中心部のシャープネスはF5.6付近をピークにそれ以上絞ると低下していってしまう。

 画面の四隅まで全体的にシャープに撮るにはF8.0付近がもっともよく、それ以上絞ると中央部も周辺部も回折現象により画質が低下してしまう。周辺部を犠牲にして中央部重視でいいならF4.0からF5.6あたりまでにしておくのがいいだろう。

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM(望遠側)

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

F11

F11

F16

F16

 望遠側は中央部、周辺部ともに同じような傾向で、絞り開放からシャープネスは高いが、1段絞ったF8.0付近が一番よくなる。

 それ以上は絞るほどシャープネスが低下。F11ですでに開放時よりも甘い描写になるので、F8.0以上は絞らないほうがいいだろう。

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